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WiMAXの速度制限のシステムと、その回避方法について

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WiMAXの速度制限って?

WiMAXの普及がここ数年でどんどん進み、WiMAXの取り扱いプロバイダーの数も20社ほどにまで増加してきました。それだけWiMAXのサービスが広く求められるようになってきていることの証明とも言えるのではないでしょうか。

WiMAXを使う上で気になる点と言えば、やはり「速度制限」でしょう。

せっかく外出先でも高速で安定したネット回線を契約しているのに、速度制限に引っ掛って思い立った時に「使えない!」などということになってしまったら何のために契約したのかわからなくなってしまいます。

WiMAXの速度制限はプランによりますが、「月間7GB」もしくは「3日間で10GB」の容量を使うと適用される制限です。

現在、ほとんどのWiMAXプロバイダーは「通常プラン」と「使い放題プラン」の2種類を提供しています。
「通常プラン」とは「月間7GBまでのデータ容量が利用可能」なプラン。対して、「使い放題プラン」は「一ヶ月間の使用データ容量に制限が無い」プランです。

速度制限の条件も2種類あり、以下を条件として速度制限が適用されることになっています。

  1. 通常プラン契約時
    「一ヶ月間の間に7GB以上のデータ通信容量を使用した場合」
  2. 使い放題プラン契約時
    「直近の3日間で10GB以上のデータ通信容量を使用した場合」

ネットやテレビのCM、体験記事や紹介記事の多くでは「WiMAXは速度制限も無く快適に高速なインターネット接続がいつでもどこでも使える」というニュアンスで紹介されることがありますので、もしかすると「え?速度制限ないんじゃないの?」と驚かれる方や、制限があるなら検討し直そうか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

特に「使い放題プラン」の場合は「制限がないんじゃなかったの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。念のために説明すると、確かに「直近3日間で10GB以上使用すると速度制限はかかる」のですが、使い放題プランの意味は「一ヶ月間に使用できるデータ容量に制限が無い」ということで、仮に速度制限に引っ掛かったとしても、一ヶ月間に使えるデータ容量に制限がないのは変わりません。

しかし、実際に7GBや10GBというと「一体どれぐらい使うとその容量になるのか」はあまり現実感がないかもしれません。

例えば、5分間のYouTube動画を通常の画質で最初から最後まで見たとすると、そのデータ量は約15〜18MB程度だとされています。10GBに到達するまでには約570回程度の視聴が必要ですね。これは丸々2日間、1分も休まずに見て始めて到達できる容量です。

果たして、ここまでの長時間、休みなくYouTubeの動画を外出先で見ることがあるでしょうか?

と考えると、速度制限は「有って無いようなもの」と言うことも可能かもしれません。

しかし、実際には7GBや10GBに達してしまえば制限はかかってしまうので、この点は注意しておきましょう。

速度制限がかかるとどうなるの?

では、実際に速度制限がかかると、どうなるのでしょうか?

もっとも覚えておかなくてはならないのは、

「月間7GB」の制限は「7GBに達してから、当月末まで」制限がかかること。
「3日間で10GB」の制限は「10GBに達した翌日18時頃〜翌々日の午前2時頃までの約8時間」制限がかかること。

この2点です。また、制限がかかった場合、「7GB制限」の場合は128Kbpsまで速度が低下。「10GB制限」の場合は約1〜1.5Mbps程度まで速度が制限されますが、128KbpsはLINEやFacebookメッセンジャー等のメッセージアプリやテキストメールの送付、文字主体のWebページ閲覧にはさほど支障は無く、1〜1.5Mbpsの場合は通常画質のYouTube動画の視聴や通常のWebページ閲覧やメールなどの送信にはほとんど影響がないレベルの速度だということは覚えておきましょう。

上記の内容から考えると、「使い放題プラン」で10GB制限に引っ掛ってしまったとしても、翌日の夜間に8時間、大容量のデータをダウンロードしたり超高画質の動画閲覧などができなくなる点を除けば、確かに「通信制限は無いようなもの」とも考えられるかもしれません。

ただし、「通常プラン」を契約している方が「月間7GB制限」に引っ掛ってしまうと、その当月の月末までは128Kbpsに制限されてしまい、メッセージや文字のやり取り以外は快適とは言い辛い状況になってしまうので注意が必要です。

「自分が毎月どの程度データ通信容量を使っているか、使うのかがイマイチわからない」

という方は、現在契約中のスマホのデータプランを確認してみましょう。大手キャリアであれば3GB、5GB、7GBなどが基本のプランとなっており、最近では20GBや30GBといった超大容量プランも用意されています。しかし、使用しているスマホの設定画面やキャリアのマイページなどから前月のデータ使用量などを確認することができます。そこでの使用量を数ヶ月分遡って確認することで、自分が平均して毎月何GB程度を使っているのかを調べることができます。もし平均が4GB〜5GB程度で収まっており、気の向くままデータ容量を気にしないで使っていても一度も7GBを超えたことがない、という方であれば、急激にデータ容量が増加することはないでしょう。

もっと分かりやすい言い方をすれば、「今まで一度もスマートフォンの契約で速度制限されたことがない」という方なら、これまで通りの使い方をしている限り、滅多なことではWiMAXでも速度制限に引っ掛かることはないと考えてもいいと言えるでしょう。

参考までにMMD研究所が公開している調査データを見てみましょう。

調査によると、大手キャリアでスマートフォンのデータプランを契約しているユーザーのうち、契約しているスマートフォンのデータプランが「月間7GB以上のプラン」であるユーザーは全体の28.7%であるにもかかわらず、肝心のデータ通信を「月間7GB以上」利用していると答えているのは、全体の13%に過ぎません。

この調査結果が意味するのは、大手キャリアの利用ユーザーであっても、契約しているデータプランは7割以上の方が「月間5GB以下のプラン」であり、その範囲内で利用しているということになります。

ちなみに、格安SIMと呼ばれるMVNOの利用ユーザーの間では契約プランのデータ容量はさらに下がっており、且つ利用している月間データ容量も大手キャリアのユーザーよりも少ないことがわかります。

つまり、大多数の方は月間7GB未満でモバイル・インターネットの容量を運用しており、さらにその容量を超えることがない、と判断できると言えるのではないでしょうか。

WiMAXの速度制限を回避するためには?

とはいえ、快適にネットが使える環境にあれば、今までは無意識に節約モードに入っていたネット接続の感覚が知らず知らずのうちに増えてしまったとしても不思議はありません。

そうなると、予期せぬタイミングで「実は速度制限の容量に達してしまった」ということが起こらないとも限りません。

そうならないために、念のためWiMAXの速度制限に引っ掛ってしまわないためには何が必要なのか、という点も確認しておきましょう。

  1. 最初から使い放題プランを契約しておく
    「とにかく、細かいことを気にしないで速度制限に引っ掛からないように使いたい」という方の場合は、もし速度制限に達してしまったとしても通常通りの利用であればほとんど影響がない可能性が高い「使い放題プラン」を最初から契約しておくことが最大の近道でしょう。使い放題プランの場合の速度制限の時間は10GBに達した「翌日の夜間(18時頃〜午前2時頃まで)8時間程度」ですし、「直近の3日間」の間に10GBに達していない場合はこの制限も適用されません。つまり、「今日4GB、明日3GB、明後日3GB以上」というような使い方でなければ制限はかかりませんし、仮に制限に引っ掛かってしまっても、最低でも1〜1.5Mbpsの速度がほぼ確保され、周辺の電波状況などが良ければ、6Mbpsほどの速度が出ることもあると言われています。

    平日であれば学校や会社に行っている間はネットに接続できる時間は限られていますので、実際にネットを本格的に使えるのは夕方以降。夕食や帰宅にかかる時間なども考慮すると19時〜20時前後からネットに繋ぐことが多いでしょう。就寝までの4時間〜5時間程度の間に、果たしてYouTube動画数百回にも換算されるほどネットを使うでしょうか?ちょっと想像し辛いですよね?

  2. 現在の通信量を把握しておくようにして、なるべく抑えて利用する
    現在WiMAXプロバイダー各社が提供しているWiMAXルーターの機種には、現在の通信量を表示できる機能を搭載しているものが多数あります。
    例えばWiMAXに接続する前に、ルーターの通信量表示画面を必ず確認する。また、使い終わった時にその通信量がどの程度増えたのかも合わせて確認する癖を付けることで、日々の通信量を把握することができますので、「今日はちょっと使いすぎたから明日はWiMAXの利用は控えておこう」というような注意ができるでしょう。
  3. 自宅にいる時には固定回線を無線LANに接続して利用する
    インターネットの最も多い利用形態としては、「スマホを契約し、自宅では固定の光回線等を契約」という形ではないでしょうか。現在の固定回線は契約時に貸与される光モデムやルーターに最初から無線LAN機能が搭載されていることがほとんどですし、そうでなかったとしても家電量販店で数千円程度の市販の無線LANルーターを接続し、自宅の中にWi-Fi環境を整えることが非常に簡単にできます。
    外出先での接続が可能なことがWiMAXの最大のセールスポイントですが、自宅に固定回線がある場合は、わざわざ自宅でWiMAXを利用する必要性はありません。
    自宅に帰宅した段階で、PCやタブレット、スマホなどは自宅のWi-Fiに繋げてWiMAXルーターの電源を切ってしまえば、翌日以降までWiMAXのデータ容量を消費することはありません。
    WiMAXの下り最大通信速度は現在だと440Mbpsと非常に高速ですが、さすがに固定の光回線ほどではありません。自宅に光固定回線をお持ちの方であれば、自宅では固定回線のWi-Fiを使用した方が圧倒的に高速で快適にネットを利用できるはずです。

分かりやすい対策は上記3点だと言えるのではないでしょうか。

速度制限に確実に引っ掛かってしまうパターン

念のために、WiMAXの速度制限に「確実に」すぐ引っ掛かってしまうパターンを押さえておくことも大切です。

もちろん、使い方によって引っ掛かってしまうパターンはいくつもありますが、分かりやすい具体的な使い方としては「通常プラン」「使い放題プラン」どちらの場合だったとしても、以下のものが挙げられます。

  1. 10GB以上の動画ファイル、書類、画像データなどを一度にダウンロードする
    「通常プラン」の月間容量が最大7GBですから、10GB以上のデータを一度にやり取りした場合は一度に制限以上のデータをダウンロードすることになるため、一発で速度制限に引っ掛かってしまい、「通常プラン」であればダウンロード終了の前に制限にひっかかりますし、「使い放題プラン」だったとしても、前日までに少しでもデータ通信を行っていた場合は翌日から速度制限に引っ掛かってしまいます。
  2. 数GBある大容量のストリーミングビデオなどを連続して何本も視聴する
    Netflix、Hulu、Amazonプライムビデオなど、ここ数年でネットに接続してデータをダウンロードしながら動画をシームレスに視聴する動画ストリーミングサービスが流行り始め、中にはそれらのサービス独占で配信されている人気番組も多く登場しています。
    用意されている映画やドラマ、アニメやスポーツの試合の動画は低画質、通常画質、高画質(HD)と様々なフォーマットで配信されていますが、やはり臨場感をもって視聴する場合は高画質で見たくなるもの。
    これらの動画をWiMAXでストリーミング視聴する場合は十分に注意が必要です。低画質であれば数本は視聴できるかもしれませんが、HDの高画質で視聴した場合は、約1時間で簡単に10GBの容量を超えてしまうこともあります。
  3. Skypeなどでリアルタイムのビデオ会議を長時間行う
    WiMAXを契約している方の中には仕事でバリバリ使う、というビジネスマンの方もいらっしゃることでしょう。ネット接続されていることが当たり前となった現在では、出先や出張先でも以前より簡単に連絡を取ることが容易になり、且つそういったビジネス用途にも非常に便利なビデオ会議アプリや通話サービスが豊富に揃っています。
    当然、それらのアプリやサービスもネット回線を使ってストリーミングデータのやり取りを行うことになるため、使えば使うだけデータ容量を使うことになります。
    他に何のアプリを使っていなかったとしても、約90分ほどのビデオ会議を行うと10GBは超えてしまう可能性が非常に高いと言われています。
  4. 大容量のファイルをクラウドストレージにアップロードする
    ストリーミング動画サービスと同様に、AppleのiCloudDrive、GoogleのGoogle Drive、MicrosoftのOneDrive、さらにDropboxと、PCの内蔵HDDやSSDを消費せずにネット上のサーバーにデータをアップロードして保存できるクラウドストレージの容量やサービスも年々使い勝手が良くなり、プランの大容量化も進んでいます。
    例えば一眼レフカメラで撮影した高画質のRAWデータを大量にアップロードしたりする場合、数によっては数GBに及ぶケースもあります。また、自分が手動でアップロードしなかったとしても、設定によっては保存したフォルダから自動的に連携しているクラウドストレージにアップロードする設定になっていることもあり得ます。このような場合は「気づかないうちに容量をオーバーしている」ということも起こり得るので、このようなファイルを外出先、もしくはWiMAXルーターに接続している最中に取り扱う際には十分な注意が必要です。
    最近では誰でも気軽に外出先で動画を撮影し、簡単な編集でYouTubeなどにアップできるようにもなりました。ダウンロードだけではなく、アップロードでも当然データ容量は使用することになるため、こういったサービスやアプリを使っている場合は設定をよく確認しておきましょう。

まとめ

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いかがでしたか?

WiMAXの速度制限の仕組み、そしてその速度制限に引っ掛ってしまう代表的なパターンと、その速度制限回避のための注意点をまとめてみました。
外出先でも高速なネット接続を実現できるWiMAXは非常に便利で、且つ月額料金もリーズナブルな使いやすいサービスですが、世の中のあらゆるものと同様、「やり過ぎや使いすぎ」には注意が必要なことに変わりはありません。

当記事で紹介した様々なポイントに注意しつつ、快適にWiMAXを利用できるようにして下さい。

 

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