スマホが主流ですが、あえてガラケー!という方はまだまだ沢山います。
フィーチャーフォンと呼ばれるガラケーですが、一定の支持層がいるのをご存知でしょうか?
この記事ではガラケー派の方必見!どこの携帯会社が安くて、最もお得かを比較していきます!
ガラケーを選ぶ理由とは?
なぜガラケー派はスマホではなく、あえてフィーチャーフォンを選択するのでしょうか?
理由1:メールと電話で十分
メールと電話だけで、ネットを利用しない場合はスマホだと高くなってしまいます。
パケット通信量をほとんど必要としない場合ならガラケーで十分!そういったユーザーにはガラケーは最適です。
理由2:料金プランを安くしたい
パケットを最小限に抑えて通話のみに絞ると月々の料金が安くなるのもガラケーの魅力です。端末代金もスマホよりは安い傾向にあります。
理由3:操作しやすい
タッチパネルは苦手!ボタンを押したい!そんな方もガラケー派です。
理由4:ネットはタブレット!
タブレットをすでに持っていたり、薄型PCを常に持ち歩いている方にはスマホは必要ないかもしれません。
理由5:二台持ち!
通話ようにもう一台持ちたい。そんな場合もガラケーは重宝します。
大手3キャリアのガラケーの料金は?
お得な3社電話料金の比較情報をお届けします。
ガラケーの料金プランは
通話料金+定額パケットプラン
が基本になります。
3社ともに、
基本料金プラン + インターネット接続基本料 + パケット定額サービス
が料金体系の基本ですね。
比較的シンプルな料金体系なのもガラケーの特徴です。
大手3キャリアを細かくみていきましょう。
1.ソフトバンク
ソフトバンクの最安プランです。
1-1.ホワイトプラン + ウェブ使用料 + パケットし放題S
【ホワイトプラン:934円+ウェブ使用料:300円+パケットし放題S:372円 合計1,606円】
通話は、ソフトバンク同士の通話ならば料金が発生しませんが、それ以外の相手先への通話料は別途必要になります。
また、パケット定額の上限額は4,200円です。
通話料やデータ通信料に関しては、知らず知らずのうちに使いすぎていたということにならないよう注意が必要です。
1-2.ソフトバンクの割引キャンペーン
・おうち割 でんきセット(東京電力エリア)
「ソフトバンクでんき」とのセットで2年間300円が割引かれます。
1-3.ガラホってなに?
ここからは、ガラホの料金体系をみていくのですが、その前にガラホとは一体何か、スマホと何が違うのか、簡単に振り返ります。
ガラホとは?
ガラケーの形状をしたスマホがガラホになります。
ガラケーとの違いはアプリやインターネットもスマホと同様に利用することができる点。
なんといってもスマホより維持費が安いといわれています。
・「LINE」を自在に楽しめる点もポイントが高いです。
いつでも無料で好きなだけ通話やメールが楽しめるコミュニケーションアプリ「LINE」を利用できます。
・4G LTE対応でインターネットも快適に使える!
ケータイサイトではなく、スマートフォンやパソコンでおなじみのWebサイトを見ることができます。
・ケータイよりクリアな通話音質!
VoLTE対応する機種を利用することで音声周波数帯域が拡大。さらにクリアな音質で通話できます。
・Wi-Fiも使える!
Wi-Fiにつないで、インターネットに接続できるので、気になるデータ通信料を抑えることができます。
1-4.ガラホの料金体系は?
ソフトバンクのガラホはどういった料金体系なのでしょうか?
2016年発売の「AQUOS ケータイ2」を例に出して説明していきましょう。
・AQUOSケータイ2の機種代金は?
機種変更なら実質月490円
新規・MNPなら実質月0円
となります。
・基本料は?
基本使用料はホワイトプラントなり月々1,008円[934円]/月
ホワイトプランとは?
2年契約で基本使用料934円/月の料金プランです。午前1時から午後9時まではソフトバンク同士は国内通話し放題となります。
・パケットサービスは?
パケットし放題S for 4G ケータイ 0円[0円]/月~4,500円
パケットし放題S for 4G ケータイとは?
定額料0円/月から始められる上限4,500円/月の4G ケータイ向けパケット定額サービスです。
・下取りプログラムは?
下取りプログラムは適用できません。
機種代金490円 + 基本使用料1,008円 + パケット料金0円[0円]/月~4,500円 + ウェブ使用料324円 =1,822円~6,322円
ウェブを抑えることで、1,822円からガラホを持つことが可能となります。
乗り換え・新規の場合はそれぞれ―490円となります。
・ソフトバンクで扱っているガラホは?
(1)AQUOS ケータイ2
人気のAQUOSケータイの最新機種です。ワンプッシュでオープン。高音質でかんたん、快適通話
ワンプッシュでクイックオープンします。
着信時、ワンプッシュで本体を開くとかんたんに通話ができ、電車内や会議中に着信があった際、マナーモードにし忘れていても本体を開くと着信音を消すことができます。
ガラケーの良さを集結させた、大本命です。
(2)かんたん携帯9(カンタンケイタイ9)
大画面&デカ文字!クリアな通話で聞きやすい かんたん携帯です。
使いやすさに特化したのがかんたん携帯です!
(3)DIGNO® ケータイ
特徴のひとつとして、聞き取りやすいクリアな音声機能があります。
高音質通話 VoLTEを採用しており、
従来の音声ではカットされていた高音域の音声成分を含むため、音がこもらずクリアで聞き取りやすい通話を実現します。
ガラケーの良さである通話音質にこだわったガラホです。
2.au
auの最安プランです。
2-1.プランEシンプル + EZWINコース + ダブル定額スーパーライト
これに実際の金額を当てはめてみます。
【プランEシンプル:743円+EZWINコース:300円+ダブル定額スーパーライト:372円 合計1,415円】
こちらにも無料通話分は含まれておらず、au同士の通話も無料ではありませんので、通話した分の通話料がかかります。
また、ソフトバンク同様、パケット定額の上限額は4,200円なので、こちらもまた通話料、データ通信料に注意が必要です。
ですから、「プランEシンプル」ではなく、「プランZシンプル」か「プランSSシンプル」での契約をお勧めします。
2-2.その他のauの通話プラン
・プランZシンプル
基本の利用料が934円になりますが、プランZシンプルはau同士の通話が無料になります。
・プランSSシンプル
基本の利用料が934円になりますが、無料通話分が1,000円がついてきます。
※こちらのプランはau同士の通話も通話料がかかります。
すると、上記契約の「プランZシンプル」「プランSSシンプル」どちらかで契約をすると、
934円+ 300円 + 372円 = 1,606円
となり、ソフトバンクと同じ料金になります。
2-3.ガラホの料金体系は?
auのガラホはどういった料金体系なのでしょうか?
auのガラホは、月々1,500円からでケータイ並みの料金で使えます。
2017年発売の「TORQUE X01」を例に出して説明していきましょう。
・TORQUE X01の機種代金は?
機種変更なら実質月600円
新規・MNPなら実質月600円
となります。
・基本料は?
基本使用料はスーパーカケホ(ケータイ)1,200円/月
スーパーカケホ(ケータイ)は2年単位で自動更新となります。途中解約などの場合、契約解除料(9,500円)がかかります(更新期間を除く)。
スーパーカケホ(ケータイ)とは?
「スーパーカケホ(ケータイ)」は「ダブル定額Z(ケータイ)」もしくは「データ定額1/3/5(ケータイ)」とのセットでのご加入が必要です。(「ダブル定額(ケータイ)」との併用はできません。)
データ定額2(ケータイ)との組み合わせはできません。
1回5分以内の国内通話がかけ放題となります。
・パケットサービスは?
ダブル定額Z(ケータイ) 0円[0円]/月~4,200円
ダブル定額Z(ケータイ)なら、データ通信料が0円からはじめられることが出来ます。
LINEやメールなど使った月でも、上限額が決まっているので安心です。
・下取りプログラムは?
下取りプログラムを利用することができます。
機種代金600円 + 基本使用料1,200円 + パケット料金0円[0円]/月~4,200円 + ウェブ使用料300円 =2,100円~5,700円
・auで扱っているガラホは?
(1)AQUOS K SHF34
電話も簡単に受けることができます。ワンプッシュでクイックオープン機能がとても便利!
片手でワンプッシュ、すぐに使えるのが特徴で
急いでいる時や荷物で片手しか使えない時も、ワンプッシュですばやく開いてすぐに通話ができます。
(2)GRATINA KYF37
快適な通話機能とクリアな音声だから、もっと話したくなる音質がとても良い機種です。
騒がしい場所でも安心の聞こえやすさを実現しています。
音と振動で相手の声を伝える京セラ独自の機能を搭載しているので画面全体で音を伝えるので、耳を覆うように、周囲の騒音を遮断して通話ができます。
3.ドコモ
NTTドコモの最安プランです。
3-1.バリュープランSS + iモード + パケホーダイダブル
【バリュープランSS:934円+iモード:300円+パケホーダイダブル:372円 合計:1,606円】
バリュープランSSには1,000円分の無料通話がついていますが、ドコモ同士の無料通話はなく、かけた分だけの通話料がかかります。また、ソフトバンク、au同様にパケット定額の上限額は4,200円です。
3-2.その他のドコモの通話プラン
・カケホーダイプラン(ケータイ)
国内通話が24時間無料のプランです。
カケホーダイプラン(ケータイ)の基本使用料となります。
月額基本使用料 2,200円
・カケホーダイライトプラン(ケータイ)
5分以内の通話が無料になるプランです。
ドコモ ケータイで通話が少なくデータ通信が多い方向けのプランです。
カケホーダイライトプラン(ケータイ)の基本使用料となります。
月額基本使用料 1,200円
・シンプルプラン(ケータイ)
家族内通話が無料になるプランです。
月額基本使用料 980円
シンプルプランは2017年5月24日受付開始予定です。
カケホーダイプランやカケホーダイライトプランからの変更の場合は、2017年6月1日適用開始となります。
通話を受けることの多い方向けのシェアパック専用プランです。
※シンプルプラン(ケータイ)ご契約の場合は、セットでパケットパック(シェアパック)のご契約が必要となります。
3-3.ドコモの最安は実は743円のプラン?
メールやインターネットを全くしない場合、docomo(FOMA限定)ではシンプルバリューがもっとも安くなります。
家族間の通話は無料というところもポイント。
タイプSS バリュー同様、ファミ割MAX50、またはひとりでも割50を組み合わせることで、月額料金(基本使用料)が743円になります。
タイプシンプル バリューはタイプSS バリューとは違い、無料通話分がないところは注意が必要です。
キャリアメール等は使えませんが、ショートメールは使用できます。
基本料金 743円 + ユニバーサル使用料2円 = 745円(税別)
もっとも安いプランではないでしょうか?
3-4.ガラホの料金体系は?
ドコモのガラホはどういった料金体系なのでしょうか?
2016年発売の「AQUOSケータイ」を例に出して説明していきましょう。
・AQUOSケータイの機種代金は?
機種変更なら実質月0円
新規・MNPなら実質月0円
となります。
・基本料は?
基本使用料はカケホーダイライトプラン(ケータイ)になり月々1,200円/月
カケホーダイライトプラン(ケータイ)とは?
ドコモ ケータイで通話が少なくデータ通信が多い方向けのプランです。
インターネットをご利用いただくためには、spモード(300円/月)などのご契約が必要となります
・パケットサービスは?
ケータイパック300円/月~4,200円
ケータイパックとは?
ケータイパック(2GB)は、ドコモ ケータイをご利用の方向けの2段階パケット定額サービスになります。
・下取りプログラムは?
下取りプログラムを利用することができます。
機種代金0円 + 基本使用料1,200円 + パケット料金300円]/月~4,200円 + SPモード使用料300円 =1,800円~6,700円
機種変更・乗り換え・新規ともに1,800円でガラホを持つことが可能となります。データも2G使えるのでお勧めです。
・ドコモで扱っているガラホは?
(1)AQUOS ケータイ
ガラホでもっとも勢いのある使いやすい電話「AQUOS」です。
使いやすい電話・メールとあんしん機能を搭載しました。
また、高音質通話を実現するVoLTEに対応したことにより通話音質も向上。
さらに「でかレシーバー」機能の搭載で聞き取りやすさもアップしています。あやしい電話は「代理応答」で相手を確認できるという便利機能も。
カメラには800万画素レンズを装備し、ほかにも充実の定番機能を搭載しました。高画素カメラと逆光シーンに役立つHDR高画素カメラと逆光シーンに役立つHDRで、黒つぶれや白とびを抑えたきれいな写真が撮影できます。
(2)P-smart ケータイ P-01J
特徴としては相手の声が圧倒的※に聞き取りやすく操作も快適なガラホです。
相手の声が圧倒的に聞き取りやすいVoLTE+プレミアムトークを搭載しました。
VoLTE+パナソニック独自の技術(プレミアムトーク®)で、大きい音(約2.5倍※)・自然な音で相手の声が聞き取りやすいです。
使い慣れた機能は当然に、新機能でさらに使いやすくする工夫がみえます。
見やすく押しやすいボタンや、画面表示の文字も大きくしており、メールや電話の操作がさらに快適になりました。
4.ガラケーの将来と注意点
以上の通り、単純計算で一番安いのはdocomoの745円でした。
しかし、これはあくまでもメールもインタネットも使わず、無料通話がついていない最低維持費と考えてください。
無料通話が1,000円分ついているなら1,606円が最安となります。
また、キャリア同士が無料になるプランの最安も1,606円となります。
最後に、ガラケーユーザーにとっては残念なニュースの紹介です。2015年4月に、ガラケーの生産を2017年以降中止にするという報道がされました。ガラケーの生産を終了しても使用ができなくなるという事ではなく、修理等のサポートも今後しばらく継続されます。
しかし、auのソフトバンクの両社は、近い将来には3Gを廃止したいという意向があるようです。3Gにしか対応していないガラケーでは、物理的にはネット通信をする事は不可能になるという事です。
ガラケーの代わりに、スマホの機能を搭載しLTEを利用した「ガラホ」が登場しています。
今現在は、ガラケーのような安価なプランはありませんが、ガラケーが無くなる頃には安く利用できるプランも登場するかもしれません。
2017年現在、ガラケーのプランは各社まだ残っていますが、端末自体は在庫次第のようです。
例えばauはすでにガラケーの生産を終了していて市場にあたらしいガラケーはほぼ無いようです。
ですので、契約する場合は中古で古いau携帯を持参する必要があります。
また、docomoはらくらくホンなどがまだありますので新規購入は可能のようです。
5.まとめ
・メールもインターネットも全くしない。通話料は普通にかかるが、家族間のみ無料⇒docomo(745円)
・メールもインターネットも全くしない。通話は1,000円分ついてくる⇒docomo(936円)
・メールはやるがインターネットを全くしない。通話料は普通にかかる⇒au(1,415円)
・メールはやるがインターネットは全くしない。通話は1,000円分ついてくる⇒docomo、au、ソフトバンク(1,605円)
・メールもインターネットもやる⇒ガラホがおすすめ
注意するべき点は、メールもインターネットもやらなければ、docomoは745円でガラケーを維持できます!
ガラホは1,800円くらいから持つことが可能ですので、ガラケーの形状が好きな方はアリではないでしょうか?
料金プランが複雑ですので、気づきにくいのですが、参考にしてみてください。