皆さんはアップデートをどのようにしていますか。そのまま何気なしにアップデートをしてしまう方が多いと思います。
しかし、稀にアップデート出来ずにデータが消えてしまう時もあります。その時にバックアップを取るなど対策をしていると安心できますね。
今回の記事では、バックアップを取る大切さを伝えていけたらと思います。
バックアップさえ取っておけば、少々変なことが起ころうが、時間をかければ元へ戻すことが出来ます。
では、筆者の失敗した体験談も含めて説明していきますね!
三段構えのバックアップで不測の事態に備える
バックアップは、一つの方法だけに頼らず、三段構えで備えておくと安心です。仮にその一つの方法だけで、バックアップを取っていた場合、何かの拍子に取れていなかった時データが消えてしまうなど最悪の事態に発展します。
念には念をという事で、1段よりも2段、2段よりも3段構えであればより安心できます。
では、1段目から説明していきます。
【第一段】iTunesで環境丸ごとバックアップ
タイトル通りiTunesにiPhoneを繋いでデバイスを表示させ、
「今すぐバックアップ」をする方法です。
現在のiPhoneの環境を丸ごとバックアップしますので、アップデート失敗時の復元が一番楽です。丸ごとバックアップ出来るので、この方法だけでも良いと思いますが、
ただ、接続に失敗したり、iTunesがない環境ではバックアップすると事が難しくなります。
【第二段】iCloudへ最小限の環境をバックアップ
次に重要なデータ(電話帳など)のみ、iCloudへバックアップします。
iTunes経由でもできますし、iPhoneの設定画面からでもできます。
iTunesにiPhoneを繋いでバックアップが復元できない場合はこの方法を使いますが、重要なデータのみバックアップしているのでアプリの手動再インストールは必要です。
電話帳など、消えてしまったら戻しようのない大切なデータは復元されますので、大事には至りません。しかし、電話帳など以外に大切なデータがある場合はどうするか、次で説明していきます。
【第三段】iCloudで重要データの定期的なバックアップ
iCloudを適切に設定しておくと、指定したデータのバックアップを定期的に、自動で取ってくれます。自動なので、設定してしまえば上記の方法より楽にバックアップが取れます。
しかし、しっかりとバックアップが取れているか定期的なチェックは必要です。
普段からこの設定をしっかりしておけば、仮に上記2つの手段が使えないという事態に陥っても、重要な情報を個別で書き戻すことができます。
失敗体験談
冒頭で説明した筆者の(情けない)失敗体験をご紹介します。
アップデート要件は下記でした。
- 機種:iPhone5c
- iOS:8→9へアップデート
5cへのiOS9導入は動作が重くなりそうだな…と心配しつつ、アップデートするか悩んでいましたが、あまりにも通知がしつこく、
そこまで言うんならしてみるか…みたいな感覚で記載の3段構えをせず、いきなり実行しました…
アップデート後の再起動を待っていましたが、ある程度の時間が経っても再起動が一向に進まず、
えっ?!嘘でしょ!と思い心臓バクバク状態!
iTunesでのiPhone環境のバックアップは購入時に取ったきりでした。
iCloudに至っては未設定ですっからかん…という感じで、いざという時の備えゼロ。
うわー、ここから電話帳やらアプリやら戻して行くの?!絶対無理でしょ!と思いながら他の方法や解決策を模索していました。
模索していた途中、2〜3時間ほど放置していたら勝手に起動しました!模索していた時間が無駄になりましたが、無事に起動して本当に良かったと思います。
この体験以来、アップデートする際には上記の3段構えを必ず使用しバックアップをとるようにしています。
まとめ
ここまで、細かく説明してきましたが、実際のところiOSアップデートは、パスワードを入れて、画面をタッチするだけでなので、ユーザーの操作そのものはほとんどありません。
基本的には放置で完了しますし、とりあえずやっとくかみたいな感覚で軽く考えがちです。
そのままアップデート出来れば何の問題ありませんが、もし失敗した場合、事前準備をしておかないと筆者の体験談のように、
口から心臓が飛び出そうになること間違いなしです。(笑)
特に、頭の桁数字が変わるような大きなアップデート(9→10など)に関しては、やりすぎでしょ!
というくらいの対策をしておくべきです。
是非、
- 1、iTunesに、環境丸ごとバックアップ
- 2、iCloudに、最小限の環境をバックアップ
- 3、iCloudの設定をして、普段より自動バックアップを取っておく
の、三段構えで設定してみて下さい。
備えあれば憂いなしということで、何かが起こった時の心の余裕が全く違います…!
失敗した筆者が言うので間違いありません!(笑)
これはiOSのアップデート時に限ったことではなく、故障などの不慮の事故に対しても有効ですので、万が一に備えた対策を普段から考え実行していくことでより安心な生活ができますね。