iPhoneへ機種変更する際に一番苦戦するのがデータ移行かと思います。特に連絡先や写真などのデータはもれなく移行させたいですよね。
そんな皆様が今後安心してデータ移行しiPhoneへと機種変更していただけるように便利なデータ移行の方法をお伝えしていきたいと思います。
①iPhoneからiPhoneへデータ移行
利用中のiPhoneから機種変後のiPhoneへデータ移行する場合は、「iTunes」もしくは「iCloud」の2通りがあります。
「iTunes」はパソコンを利用してデータ移行を行うもので、「iCloud」はクラウドを利用してデータ移行を行います。
ではまず、「iTunes」について説明していきます。パソコンがMacユーザーの方は既にインストールされていますが、Windowsユーザーの方はまず「iTunes」をダウンロードしてください。iTunesが最新のバージョンかどうか確認したら、iPhoneをPCにつなぎます。つなぐと自動的に同期が開始します。これでデータをバックアップしているということになります。もし自動的に開始されない場合は、iTunes内のiPhoneステータス画面右下付近にある「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
同期またはバックアップが終わったら、新しいiPhoneにつなぎ替えます。つなぐと、最初の画面に「このバックアップから復元」という項目がありますので、右のプルダウンで最新のバックアップを選択し、「続ける」より復元をスタートさせます。
あとは手順に従って設定をしていけばＯＫ！
次に「iCloud」でのデータ移行についてですが、iCloudへは5GBまでしか無料でバックアップすることができませんので、必要なデータとそうでないデータを分別する必要があります。その方法は、まずiPhoneの設定アプリより「iCloud」→「容量」へ入り、「ストレージを管理」から「このiPhone」へ進むとバックアップの管理画面へと推移します。ここで容量が超過している場合は、バックアップが必要のないアプリをオンオフで決めていきます。
終わったら、iCloud画面まで戻り、Wi-Fiに接続した状態で「今すぐバックアップを作成」をタップします。バックアップが終わったら、新しいiPhone（工場出荷状態）の初期設定を進めていき、Wi-Fiを接続したら、「iCloudバックアップから復元」へ進み、Apple IDとパスワードでログインしたら、最新のバックアップを選択し、バックアップ開始です。
Wi-Fiの電波が切れてしまうと、復元は中断されてしまいますので、注意してください。
②AndroidからiPhoneへのデータ移行
Androidからのデータ移行は、「Move to iOS」というアプリを利用します。
移行できるデータは、連絡先やメッセージ（SMS）、写真・動画、ブラウザのブックマーク、Googleアカウント、カレンダー等です。
まずは利用中のAndroidスマホで「Move to iOS」をダウンロードし、Wi-Fiにつなぎます。アプリを起動し、「iOSへ移行する」という画面の「続ける」で進み、利用規約を読んだら同意します。「コードを検索」の画面が表示されたらそのまま待機します。
移行先のiPhoneでもWi-Fiにつなぎ、初期設定で「Appとデータ」まで進んだら、「Androidからデータ移行」をタップし、進みます。10ケタのコードが表示されますので、Androidの方でこのコードを入力します。そのあと、移行したいデータを選び、データ移行が開始します。
★いかがでしたか？
以上がiPhoneへデータ移行する手順となりますが、自身でダウンロードしたアプリ内のデータ移行に関しては、各アプリでデータ移行の方法を確認する必要がありますので、ご注意ください。
また、iPhoneからiPhoneへのデータ移行はiCloudだと無料でバックアップできる容量が限られてしまいますので、pcをお持ちの方はできればiTunesで移行されることをおすすめいたします。
AndroidからiPhoneへの移行も上記のアプリが導入されたことにより、移行できるデータの種類も増え、便利になりました。また、量販店等で販売しているメモリースティックを使ってもスムーズに移行ができますが、なかなか高価なものですので、やはりこちらのアプリで移行して頂くのがよいでしょう。