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格安SIMを徹底比較!携帯料金を安くする方法について

投稿日:2017年12月18日 更新日:

格安SIMが一般的なって数年が経ちました。

スマホの価格が年々上がっていく中、維持費も比例して高くなっています。
端末の性能はどんどんと差がなくなっていき、悪かろう安かろうも今や昔。

三大キャリア以外の選択肢を考えている方も多くいるのではないでしょうか?
格安SIMはどんなところで取り扱っているのか、価格は本当に安いのか?

そんな疑問にお答えすべく、人気格安SIMキャリを10社比較してみました。
ぜひ、格安SIM選びの参考にしてみてください。

  もくじ

1.「格安SIM」をおさらい

2.格安SIMにはどんなメリットがある?

3.格安SIMのデメリットはどんなところか?

4.格安SIM10社の価格を比較

5.格安SIMは遅い?三大キャリアと通信速度に差はあるのか?

1.「格安SIM」をおさらい

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格安SIMは一般的なりましたので、ご存知の方も多いことでしょう。

ただし、厳密に格安SIMを理解するのは多少複雑です。
知っている人も知らない人も、まずは格安SIMとは何かご説明します。

格安SIMとは安いSIMを買ってキャリアと契約するスタイルの通称です。
大手キャリアよりも安いプランが多いため「格安」などと呼ばれます。
SIMカードとはスマホやタブレットに挿して使うICカードで、回線の契約者を識別するために必要なもの。
iPhoneでもAndroidでもこのSIMカードを指すことで契約キャリアの回線を利用してインターネットや通話を行うことができます。
この小さなカードの中に電話番号や回線情報が記録されています。

Wi-Fiだけで使う場合はSIMカードは必要ありません。iPadなどはSIMを差さないで利用する場合も多いです。
その場合、キャリアの回線を使用できないため通話をすることや4Gでの通信は不可能となります。
常にポケットWi-Fiがあれば良いですが、それはそれで費用がかかるため、キャリアと契約します。

格安SIMは三大キャリアより安く回線を提供している業者が多く、その数は数十社存在します。
それが「格安SIM」です。

2.格安SIMにはどんなメリットがある?

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2-1.とにかく安くスマホを運用

格安SIMのメリットは当然ですが、格安でスマホを運用できるところです。
近年のスマホ料金は高い!というのがユーザーの大多数の意見ではないでしょうか。

大手キャリアでスマホを契約しあ場合、キャンペーンなどを利用しても月々5,000円以下になることは至難の技です。
通常不便がない程度の契約を結ぶと月々8,000円以上かかっても不思議がありません。
ところが格安SIMで契約すると月々の携帯維持費を1,000円以下に抑えることもできてしまいます!

2-2.契約プランが豊富に用意されている

SIMのみの契約の場合はデータ通信のみなら1ヶ月、音声通話付きならば半年程度と非常に契約期間が短いものもあります。
「二年縛り」などがないプランが用意されているのは嬉しいところ。

パケットも100MBから契約できるキャリアもあり、三大キャリアにはない豊富なプランが魅力です。
自分がどのくらいネットをするのか、通話をするのかに合わせて細かくプランを選択することで、
無駄のない契約内容で安く維持することが可能です。

3.格安SIMのデメリットはどんなところか?

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3-1.キャリアメール・キャリア関連サービスが使えない

「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」などのメールサービス、キャリア決済、年齢認証などが利用できません。
現在キャリアメールはGmailやLINEなどの普及により昔ほど重要性がなくなっています。

またキャリアが独自で転換しているサービスも利用できない場合もあります。
dビデオのように誰でも利用できるものも増えているので、あまりデメリットではないかもしれませんが…。

3-2.通話料が高いと言われているが…

よく聞く話ですが、格安SIMは通話プランがないため、三大キャリアよりも通話料が高くなるのではないかということ。
実際には各社通話プランを提供しているため、格安SIMの通話料が高くなるということはありません。
例えば、各社以下のような通話プランを提供しています。

楽天モバイル:5分かけ放題オプション 850円/月
BIGLOBE:通話パック60(最大60分の無料通話)650円/月
      3分かけ放題 650円/月
mineo:通話定額30(最大30分の無料通話)840円/月
    通話定額60(最大60分の無料通話)1,680円/月
UQ mobile:ぴったりプラン(最大90分無料通話+2GB通信)1,980円/月
      たっぷりプラン(最大180分無料通話+6GB通信)2,980円/月
IIJmio:家族間30分以内 誰とでも5分以内 かけ放題 830円/月
    家族間10分以内 誰とでも3分以内 かけ放題 600円/月
OCNモバイルONE:5分かけ放題オプション 850円
NifMo:国内かけ放題サービス(IP電話) 1,300円/月

自分が誰と何分話すのか、ライフプランに合わせて最適なキャリアを選ぶことで、
格段に安く維持することが可能です。

「5分以内で通話がほとんど終わる」という方は楽天モバイルのプランが最適ですし、
「めったに話さないが60分は無料通話がほしい」という方はBIGLOBEがおすすめということになります。

自分にあったプランを探すことが格安SIMの第一歩といえるかもしれません。

4.格安SIM10社の価格を比較

格安SIMの主要10社を比較してみました。
まずは、下記の表をご覧ください。

MVNO名

最安値プラン価格
(通話付SIM)

5GBプラン価格
(通話付SIM)

特徴

nuro mobile

(docomo系)

¥700

(449MBまで)

¥2,000

  • 「0SIM 」データ+音声プランは月額¥700で業界最安値!
  • 残データの翌月繰り越し可能で、1MBも無駄なく使える
  • データプランを1GB刻みで選べるので、データをきっちり使いきりたい方におすすめ!

DMMモバイル
(docomo系)

¥1,140

ライトプラン
(200Kbps、データ量無制限)

¥1,210

  • データプランの種類が多く、自分にあった無駄のないプランが見つけたい方におすすめ!
  • 3日間の通信量制限がないので、1日の通信量にムラがある人も安心。
  • SIMカードが自分の手元に届いてからの回線切替なので、通信不能期間がほとんどない。

楽天モバイル

(docomo系)

¥1,250

ベーシックプラン(200Kbps、データ量無制限)

¥2,150

  • 楽天スーパーポイントで通信費が払えるので、楽天市場でお買い物をする方に断然おすすめ!
  • 契約初月は基本料金無料なので、前契約キャリアとの料金二重払いが防げる。
  • 残データを翌月に繰り越しできるので、データを無駄なく使える。

BIGLOBE SIM

(docomo系)

¥1,400

(1GB)

¥2,150

(6GB)

  • セット端末の種類が豊富なので、一括契約希望かつ、端末にこだわる方におすすめ!
  • 契約初月は基本料金無料で、前契約キャリアとの料金二重払いが回避できる。
  • データ容量6G以上のプランで、所定の公衆Wi-fiが無料となる。

mineo
(docomo/au系)

¥1,310

(au)

¥1,400

(docomo)

(500MB)

¥2,190

(au)

¥2,280

(docomo)

  • データを家族で分け合えるパケットシェアなど、家族を意識したサービスが充実しているので、家族での一括加入希望の方におすすめ!
  • ユーザ同士でパケットシェアできるフリータンクサービスがあり、月の残データ量ピンチの際助けてもらえる。
  • 月額¥270でウイルス駆除ソフトが導入できるので、セキュリティが気になる方も安心。

U-mobile
(docomo系)

¥1,580

(3GB)

¥1,980

  • 10分通話300回無料のプランがあるので、通話量が多い方におすすめ!
  • USEN MUSIC SIM(¥2,980)で「スマホでUSEN」が実質無料で楽しめる。
  • 速度制限なしのデータ無制限プランがあり、ヘビーユーザーでも安心して利用できる。

IIJmio
(docomo/au系)

¥1,600

(3GB)

¥2,220

(6GB)

  • SIMカードを最大10枚まで同時契約出来るファミリーシェアプランがあり、大家族や二世帯同時に乗り換えたい方におすすめ!
  • 一般的な5分かけ放題に加え、家族間での30分かけ放題サービスがあるので、家族間通話が多い方におすすめ!
  • データ追加料金が¥200/100MBで安めなので、毎月のデータ量が不安定な方におすすめ。

NifMo
(docomo系)

¥1,600

(3GB)

¥2,300

  • ショッピングなどに適用されるバリュープログラムを使うことで、毎月の利用料金を0円にすることも可能!
  • ファミリープログラムを適用するすることで0.5GB/月のデータボーナスが付いてくるので、データ通信をよく使う家族におすすめ!
  • 公衆Wi-fiサービスが無料で使える。

OCN モバイル ONE
(docomo系)

¥1,600

(110MB/日)

¥2,150

  • データ量日割りプランがあるので、データを無駄なく使いたい方におすすめ!
  • 残データを翌月に繰り越しできるので、データを無駄なく使える。
  • ターボモードをOFFにすると、速度は200kbpsになるものの、通信量がノーカウント。SNSをたっぷり使いたい方にもおすすめ。

UQ mobile
(au系)

¥1,680

(3GB)

¥2,680

(500Kbps、データ無制限)

  • 通信速度・安定度業界NO.1。通信速度も月額料金も譲れないという方におすすめ!
  • SIMカードが自分の手元に届いてからの回線切替なので、通信不能期間がほとんどない。通信を一日でも切らしたくない方におすすめ。
  • データ無制限プランがあり、使用量を気にせずデータ通信を楽しめる。

格安SIMを提供している各社を具体的に見ていきましょう。

4-1.nuro mobile (docomo系)

nuro mobileはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。

1GBきざみでデータ量を選べ流ので無駄なく自分にあったプランを選べます。
月に500MBまでなんと無料で使える「0 SIM」は画期的で音声プランと合わせても月額¥700でスマホを持てるのは業界最安値です。

4-2.DMMモバイル (docomo系)

動画サービスで有名なDMMが行っている格安スマホ会社です。
3日間の通信量制限がないところが特徴です。

DMMモバイルを使うメリットは、毎月利用料金の10分の1のDMMポイントがもらえます。

このポイントは、DMMサイト内のほとんどのサービスで利用することができるので通常の書籍の購入やコミック、電子書籍の購入にも使うことができます。選べる機種も12種類と豊富なので、いまからスマホ機種を購入しようと思っている方にはオススメの格安スマホキャリアとなります。

4-3.楽天モバイル (docomo系)



国内最大手のインターネットショッピングサイトである楽天が運営する格安スマホです。
格安スマホサービスとしては後発組ですが、もともとの会員数が多いこともあり、現在はかなりメジャーな格安スマホキャリアに成長しました。

特徴としては選べるスマホ機種の多さがあげられます。格安スマホ機種のほとんどは、楽天モバイルで購入することができます。既に楽天ユーザーの方であれば、既にある会員情報を利用するため、申込みの際に氏名や住所を入力する手間が大幅に省けることも大きなメリットのひとつです。また、月額利用料金の100分の1が楽天ポイントでキャッシュバックされます。契約初月は基本料金無料なので、前契約キャリアとの料金二重払いが防げるのもポイントが高いです。

4-4.BIGLOBE SIM (docomo系)


格安SIMの老舗です。「プロバイダの会社で有名なので、ご存知の方も多いでしょう。
契約月から3ヶ月は月間利用料を無料にしてくれたり、特定の機種の価格を大幅に割り引いてくれたりと、キャンペーンが豊富です。
ビッグローブの最大の特徴は、シェアプランが手軽に使える点です。例えば、12GBの容量で契約した状態で、契約事務手数料3000円と、月額900円の支払いだけで、SIMをもう一枚追加することができます。

家族で格安スマホに乗り換えるなどの場合は、BIGLOBE SIMがオススメです。

4-5.mineo(docomo/au系)

mineoは、少し変わった格安スマホキャリアです。

特徴は、ドコモ端末でもau端末にも使用できるという点。
格安スマホキャリアは、基本的にドコモ端末かSIMフリースマホでないと使えませんが、mineoはauの端末も使用できます。「ドコモプラン」と「auプラン」を用意しており、それぞれのキャリアの端末で使用できます。au端末でも利用できる格安スマホキャリアはまだ少数ですので、auのスマホでそのまま格安スマホにしたいという方には、mineoがオススメです。

4-6.U-mobile (docomo系)

U-mobileの通信速度はそこそこ速く、無料で使えるWiFiスポットがあり、
PREMIUM LTE使い放題プランを利用すれば映画の新作が毎月1つ見れたり、音楽が聴き放題のプランがあったりと、
エンターテイメントに強い格安SIMになっています。
音楽や映画が好きな場合におすすめの格安SIMです。10分通話300回無料のプランがあるので、通話量が多い方におすすめです。

4-7.IIJmio (docomo/au系)

IJmioは2008年より提供されている老舗の格安SIMです。

IIJmioは、最大10回線まで1契約の高速通信容量を共有することで全回線の合計料金を安く抑えることができる「ファミリーシェアプラン」が特徴です。またiPhoneやiOSのバージョンアップ時はいち早く動作の確認を実施し報告するため、iPhoneユーザーはすぐに新しいiPhoneやiOSを利用できるのも大きなメリットです。

データ追加料金が¥200/100MBで少量から追加できるため、こまかく増やしたい方にもおすすめです。

4-8.NifMo (docomo系)

NifMoの強みは通信品質の良さです。NifMoはドコモ系の格安SIMでも実際に出る通信速度が比較的速くなっています。

3GBプランの月額料金は900円と比較的割安ですが、5GBプラン以上だと高めに設定されています。

以前はデータ容量のシェアができなかったNifMoですが、2016年9月27日より「NifMo ファミリープログラム」が開始され、家族が増えるとデータ通信容量が増えるファミリーおまとめボーナスやシェアプラン利便性が向上しました。

4-9.OCN モバイル ONE (docomo系)

OCNモバイルは、格安スマホキャリアとしてはかなり老舗です。OCNモバイルの最大の特徴は、他社と違って「一日ごとの容量」のコースがある点です。

毎日110MB使えるコースが月額900円といったように変わったプランを選べます。一日ごとのプランによるメリットは月末に通信制限される心配がない点です。これは大手キャリアに導入してもよいほど使いやすいサービスです。

4-10.UQ mobile (au系)

MVNOのUQ mobileはau回線を使っているため通信速度が圧倒的に速く、速度も全時間帯で安定しています。

格安SIMの中で通信品質が一番良いのはUQ mobileといえるでしょう。データ無制限プランがあり、使用量を気にせずデータ通信を楽しめる点もポイントが高いです。通信速度に重点を置く方にはおすすめのキャリアです。

5.格安SIMは遅い?三大キャリアと通信速度に差はあるのか?

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やはり通信速度に差はあります

三大キャリアの4Gの速度にはかないません。

ではどうして差が出るのでしょうか?

格安SIM会社は大手キャリアから帯域を買っていて独自の帯域を持っていません。

ドコモと格安SIM会社の間の道(帯域)は格安SIM会社がドコモ等からお金を出して購入しているため、お金をたくさん出している格安SIM会社ほどこの道が広いので、一度に多くのデータが通ることができます。

そのため多くの格安SIM会社がこの帯域を広げるためにお金を費やしています。現状では予算が限られているため、大手三大キャリアほどスピードの出る帯域が確保できていないのが現状です。

一方でドコモのような大手キャリアはこの道が存在しないので、
これによる速度低下が発生しません。

具体的にどのくらい違うかを論じるのは状況によって変わりますが、ワンテンポ遅れるというのが両方を使ったユーザーの大半の意見のようです。
この遅さは年々解消されていくと予想されます。

6.まとめ

格安SIMはこんな人におすすめ

とにかく安くスマホを維持したい
最新のiPhoneにこだわりがない、旧iPhoneでも安いほうがいい!
日本の大手キャリアが扱っていないAndroidが使いたい
少しくらい通信速度が遅くても気にしない
キャリアメールは不要

格安SIMの魅力は安さですが、そのほかにAndroidの端末が豊富というところもポイントです。
Androidの数は無数にあるため、必ずしも欲しい端末が大手キャリアで扱っているわけではありません。

実際にAndroidで人気のZENフォンなどは格安SIMで利用するのがメインになっていいますし、
グーグルがメイン開発しているAndroidONEの後継機も格安SIMでの運用がメインになるのではないでしょうか?

安くしたい人にもAndroidこだわり派にもオススメなのが格安SIMですので、ぜひ検討してみてください!

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