今や、ほとんどの人が持っている携帯電話。
携帯電話の料金は、毎月必ずかかる料金の1つとなりました。
さて、あなたは携帯電話に毎月いくら払っていますか?
携帯電話の料金を見直すことで、毎月の支払いを抑えることができるかもしれません。
自分の使い方にあった見直しを行い、少しでも節約しましょう。
通話料と通信料の見直し
携帯電話の利用目的は、主に通話と通信です。この2つを抑えることが支払いを抑えるポイントとなります。また、抑えるだけではなく、自分の使い方に合わせた内容に変更することも大切なポイントです。
自分の使い方を振り返ってみましょう。
まずは通話料です。毎日のように長電話をしている方であれば、音声定額プランへの加入がオススメです。音声定額プランに加入していると、何時間通話しても通話料金がかかりません。これで、通話料金に悩むことはなくなります。
ですが、「LINEで通話する」という方法もあります。よく電話する相手がLINEを利用しているのであれば、電話番号を使った通話ではなく、LINEを利用した通話を行うことで通話料金はかかりません。
次は通信料ですが、月間で使用するデータ量によって変わります。そして、携帯会社ごとに様々なデータ量のプランが用意されていますので、自分が使用しているデータ量に合ったプランに変更しましよう。
このデータ量は、携帯会社の通信を利用した使用量となります。自宅や会社などで、Wi-Fi環境が整っているのであれば、そちらを優先的に利用しましょう。携帯電話をよく利用する場所にWi-Fi環境が整っているのであれば、最低容量のプランでも運用できそうです。
最近では喫茶店やショッピングモールにもWi-Fiスポットと呼ばれる誰でも利用できるWi-Fiがあります。これらを利用することで、通信料を大幅に抑えることも可能ですね。
また、大容量のデータプランに加入している方もWi-Fiスポットは活用しましょう。アプリのダウンロードや動画、ゲームなどは通信量がかさみます。いつのまにか通信量がオーバーしてしまい、速度制限にかかってしまった。なんてことにならないよう、Wi-Fiが利用できる環境であれば、優先的に利用しましょう。容量を超えてしまっても課金をすれば、データの追加購入は可能ですが、料金はかさむ一方です。Wi-Fiを賢く使って、料金を抑えていきましょう。
オプションの見直し
携帯電話を契約するときによくあるのが、料金を安くする代わりにオプションへ加入するというものです。このときに加入したオプションは後で外そうと思いながら、外し忘れているという方が多くいらっしゃいます。初月無料や15日間無料など、無料期間を設けているオプションもありますが、もちろん無料期間を過ぎたら料金が発生します。よく利用しているオプションであればよいのですが、利用もしていないのに料金だけ払っているなんてことになっていませんか?オプションを外すだけで毎月2,000円近く安くなったという方もいらっしゃいます。不要なオプションが付いていないか、オプションの見直しを行ってみましょう。
割引プランを利用
携帯会社には割引プランが用意されています。割引プランというのは、様々な使い方に合わせて用意されていますので、自分の使い方にあった割引プランを選ぶことが重要です。
たとえば、自宅のインターネットと携帯会社を合わせると適用できる割引サービスや、よく電話する相手を指定することで、その相手との通話料金を抑えることができる指定割といった割引プランがあります。よく耳にするものであれば、家族割というサービスがあります。家族割を適応していれば、家族間の通話料金が無料になったり、データ容量を分け合ったりします。各携帯会社によって内容は変わりますが、家族間での通話が多いのに携帯会社がバラバラというご家庭は、ぜひ携帯会社を合わせてみましょう。
さらに、年齢によって適用できる割引プランもあります。こちらもよく耳にするものであれば、学割というサービスです。昔の学割は学生の方だけが対象でしたが、現在の学割は年齢によって適用可否が決まる会社も多いです。18歳以下や25歳以下なら対象という学割を利用することで、お子様の携帯料金を抑えることができたり、ご家族にも割引が適用されることもあります。55歳以上対象の割引プランや、60歳以上対象という割引プランもあります。
このように、割引プランは豊富に用意されていますので、自分の使い方を店員さんに伝えてみると最適なプランを選ぶお手伝いをしてもらえます。
機種変更やMNPは2年ごとに
携帯料金を安くするには、機種変更ではなく携帯会社を変更することが重要です。メールアドレスが変わるというデメリットはありますが、携帯料金を大幅に抑えることが可能です。携帯会社を変更しない機種変更に比べると、5万円ほど割安に携帯電話を購入できます。
総務省の要請により厳しく取り締まられているようで、少し前までは携帯会社を乗り換えるだけで一括0円になりますなんて宣伝がありましたよね。今ではこのような宣伝を目にすることがなくなりましたが、各社とも乗り換えに対する割引施策が用意されています。
ですが、最近では長期ユーザーへのメリットも増えてきています。料金の割引や、本体代金の割引、ポイント還元など、各社様々なメリットがありますので、乗り換えを決める前に、一度確認しておくことをオススメします。
格安SIMを利用
CMも増えており、周りにも格安SIMに乗り換えたという人がいらっしゃるのではないでしょうか。会社によって違いますが、月額1,000円台から利用でき、携帯電話にかかる料金をかなり抑えることができます。
名前の通り、携帯料金を格安で利用できるというメリットはありますが、もちろんデメリットもあります。携帯会社のEメールアドレスが利用できなくなること、携帯会社専用のサービスが利用できなくなること、インターネットの速度が少し遅くなるというデメリットがあります。スマートフォンで動画やゲームをよく利用されている方は、今までよりも少し使い辛くなってしまうかもしれません。このようなデメリットも気にならない方であれば、格安SIMはかなりオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?自分の携帯料金を見直してみると、節約できそうですよね。月間の金額でみると少額かもしれませんが、年間だと大きな金額になります。さらに、家族全員見直すことでもっと大きな節約にもなりますよね。携帯電話の使い方、自分に合った料金プランや割引サービスを利用して、毎月かかる携帯料金を抑えましょう。