ドコモで乗り換え(MNP)を考えている方は多いでしょう。iPhoneXやXperiaXZ1など魅力的な新機種が続々と登場する中、やっぱり新しい端末が欲しい!
そこで問題になるのがどうやって乗り換えればお得になるかということ。
機種変更もいいけれど、思い切ってキャリアを変えることで安くなることもあります。
最近ではキャッシュバックも前ほどもらえなくなり、乗り換え(MNP)にはメリットが少なくなっているのでは?
そんなことはなく乗り換え(MNP)はまだまだお得なんです!
この記事では「MNPでドコモに乗り換えてお得にスマホを手に入れる方法とは?」と題して乗り換えに際して気をつけるべきポイントや、
少しでもお得に乗り換える方法をご紹介します。
MNPとは |
MNPとは
・MNPとは
携帯電話番号ポータビリティ(MNP)とは、携帯電話会社を変更した場合に、電話番号はそのままで、変更後の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度をいいます。
正式な名称は「携帯電話番号ポータビリティ」通称MNPは「Mobile Number Portability」の略です。
※キャリアでが、MNPのことを「乗り換え」と呼ぶことが多いです。
MNPには手数料がかかります。
・MNPを利用して転出する携帯電話会社でかかる手数料:MNP転出手数料3,000円
・MNPを利用して転入する携帯電話会社でかかる手数料:各携帯電話会社における契約事務手数料(3,000円ほど)
・MNPがお得なカラクリ
MNP制度は、2006年に総務省が主導して導入されました。理由は「携帯キャリア同士の競争を活発化し、価格やサービスを向上させる」という目的。
ドコモの契約者数が圧倒的でしたから、他キャリア救済措置の意味合いもあったのかもしれません。
各キャリアが競い合うことでユーザーにサービスや割引が還元されて、市場が健全化するのが狙いでしょう。乗り換えはユーザーを一人獲得するに留まらず、他キャリアからユーザーを奪えるため大きな利益につながります。
そのため、MNPしたユーザーには大きな割引やキャッシュバックなどが行われてきました。機種変更よりも恩恵が大きいのはそのためです。
近年、キャッシュバックは下火になりましたが割引はまだまだ存在します。
ドコモへの乗り換えで利用できるキャンペーンを利用する
まずはキャンペーンを利用するのが鉄則です。
・ドコモにMNPして利用できるキャンペーン
ドコモではMNPを対象した各種キャンペーンを随時行っています。
その一例をご紹介しますので、有効に活用しましょう。
ドコモのご家族紹介キャンペーン
他社からドコモへお乗りかえされるご家族をご紹介いただくと、おひとりのご紹介につき、dポイント(期間・用途限定)10,000ポイントを進呈!
家族まとめて割
家族いっしょに買うと、その場で1台あたり最大5,184円(税込)引!
話題の新スマホ購入キャンペーン<第2弾>
キャンペーン期間中に対象機種を購入いただくと、100人に1人dポイントが10,000ポイント当たる!
下取りプログラム
今お持ちの携帯電話機などを下取り申込みをし、お預かりさせていただくと、携帯電話機などのご購入代金から最大46,000円(税込)を割引!
ドコモにMNPするために、どこのお店で契約すればいいの?
MNPで契約するにはいくつかの場所が存在します。結論としてはキャリア直営であるドコモオンラインショップが最もお得です。
理由は後述するとして、他にはどんなところでMNPできるのでしょうか?
みていきましょう。
・ドコモにMNPで乗り換えられる店の特徴とは?
実際にドコモにMNPを利用した乗り換えを行うには、大きく分けて以下の4つの方法がメジャーです。
・ドコモオンラインショップ
・ドコモショップ(専売店)
・併売店(テルル等)
・量販店(ビックカメラ等)
それぞれの特徴とメリットをみていきましょう。
1.
ドコモオンラインショップ
近年、大幅に利用者を増やしているのがドコモが運営するドコモオンラインショップです。
ドコモが運営する公式オンラインショップですので、安心な契約場所になります。
ドコモオンラインショップのメリットは以下の5つ
・頭金がかからない
・在庫が入荷しやすく、iPhoneXなどの人気機種が手に入りやすい
・時間を大幅に節約できる!
・余計なオプション加入を勧められない
・24時間対応
・送料無料ですぐ届く
ドコモオンラインショップの最大のメリットはこの頭金が無料なところ。実店舗ではiPhone8から頭金を自由に設定できるようになりました。ほぼすべての店舗が~8,000円の頭金を設定しているため、無料のオンラインショップは大変お得です。
ただし、オンラインショップにもデメリットがないわけではありません。
ドコモオンラインショップのデメリット
・実機を触ることができない
・プランの相談ができない
最大のデメリットは実機を触ることができないことでしょう。サイズ感や使い心地、デザインなどは前以てどこかで確認しておく必要があります。
また、プランも自分で選ぶためある程度の知識が必要です。
2.ドコモショップ
ドコモショップとは路面に店舗を構えるドコモのみを取り扱ったショップです。プランの相談や契約内容の変更なども受け付けています。
実は全てが直営ショップというわけではなく、ほとんどの場合は代理店経営となっています。
ドコモショップのメリットは以下です。
・店舗数が多いので立ち寄りやすい
・窓口があるため、わからないことは相談できる
オンラインショップが苦手な方にとってはありがたい存在です。
デメリットは以下の点。
・頭金がかかる
・土日は特に待ち時間が長い
・不要なプランに加入させられる可能性も
といったデメリットもあります。
ドコモショップにはたくさんの人が訪れます。知識の多い方ばかりではないので、待ち時間もかなりかかります。
とにかく早く契約したい場合はあまりおすすめできません。
3.併売店
複数のキャリアを扱った携帯ショップが「併売店」です。商店街などに店舗を構えることが多く、ポップなど装飾が目立つ活気のある店舗です。
そんな併売店のメリットは以下です。
・3大キャリアを取り扱っているので、比較検討しやすい
・対面販売のため、わからないことを相談できる
メリットとしてはドコモショップに似たようなものになります。
こちらはキャリアが運営しているわけではないので、店によっては多少不安も残ります。
デメリットとしては
・頭金免除の条件で様々なキャンペーン加入を勧められることも
解約すれば無料になることが多いですが、つい忘れてしまい月額料金が発生することも。
4.家電量販店
家電量販店とはヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラなどです。
・3大キャリアを取り扱っているので、比較検討しやすい
・対面販売のため、わからないことを相談できる
・デモ機が大量にあるため、触って比べることができる
販売スペースが大きいため、たくさんの実機が並んでいます。
どの端末が自分にあっているのかを確認するには最高の場所です。
デメリットは以下の通り。
・従業員の営業が強め
・スマホの知識が全くない店員がいることも
従業員が別の会社の商品を売りたいがために近づいてくることもしばしば。
またアルバイトも多くスマホの知識がないこともあります。
細かいスペックを聞くと答えてくれる店員は少なく、調べるのに時間がかかるなんてことも。
・キャッシュバックはどうなった?
MNPの最大の特徴であったキャッシュバック。
2016年2月から総務省が調査を行った結果、価格の過剰な低下を規制する動気になりキャリアが直接キャッシュバックを行うことはなくなりました。
そのため、以前あった高額なキャッシュバックは次第になくなりつつあるのが現状です。ただし、完全にキャッシュバックが無くなってしまったわけではなく、各店舗の裁量により今も同じようなサービスは受けることが可能です。特にソフトバンクのMNPではまだキャッシュバックを行なっている販売店もあります。
完全になくなる前に購入しておくのも手でしょう。
・キャッシュバック以外のキャンペーンは?
MNPがお得になるのはキャッシュバック以外にも様々な割引があるからですが、その他の代表的な割引サービスから、ドコモにMNPで乗り換えた際の最新のドコモのキャンペーンについて簡単に紹介いたします。
ドコモwithを利用する
ドコモwithを利用することで安く端末を購入することができます。毎月利用料金から1,500円の割引が受けられます。
また端末料金も格安ですので、値段重視の方は見逃せないところ。
対応機種が限られていますので、そこだけは注意しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 1,500円/月 |
適用開始時期 | 「docomo with」対象端末購入日から適用 (月途中に「docomo with」対象端末を購入の場合、割引額は日割り) 以下のいずれかに該当した場合、翌月から適用となります。
|
適用終了 |
以下のいずれかに該当した場合、前月末までの適用となります。
|
ドコモにMNPで乗り換えたときの割引
ドコモでは、「下取りプログラム」、「家族まとめて割り」、「ご家族紹介キャンペーン」などのキャンペーンが随時行われています。
・「下取りプログラム」は機種や本体の状態によって下取り価格が変化しますが、最大46,000円の割引が適用になります。
・「家族まとめて割り」は、シェアパックに加入することで、対象機種の購入代金から1台あたり最大5,184円が割り引かれます。
・「ご家族紹介キャンペーン」では、他社からdocomoへ乗り換えをされるご家族を紹介すると、dポイントが10,000ポイント進呈されます。
最新のキャンペーンについての詳細はドコモのウェブサイトやドコモオンラインショップに記載がありますので、是非チェックしてください。
MNPの手順をご紹介!注意点とは
次に実際にドコモにMNPする手順をご紹介します。
・ドコモにMNPする手順
手順①購入方法を決める
どこで購入するかを選択。
頭金のかからないドコモオンラインショップがおすすめ。
手順②MNP予約番号を取得
今現在契約しているキャリアから、「MNP予約番号」を発行してもらことが第一歩。
「MNP予約番号」を発行しなければMNPは行えない。
今ソフトバンクをお使いなら*5533、auなら0077-75470に電話をすれば取得することができる。
取得したMNP予約番号をドコモに伝えることで、今までの電話番号を引き続き利用することが可能。
「MNP予約番号」は有効期限が15日間。その間にMNPの手続きを終了させる。※予約番号の取得には費用はかからないため、何度でも再取得可能。
手順③必要書類を用意
契約をする際に、契約者本人が成人の場合は運転免許証が必要。
免許証をお持ちでない方は、
・健康保険証
・住民基本台帳カード(顔写真あり)
・在留カード、または外国人登録証明書
のいずれか1点が必要。
また、毎月のお支払いの手続きに、契約者本人名義の、
・クレジットカード
・キャッシュカード(一部利用不可能な店舗、金融機関があります)
のいずれか1点、また上記を持っていない場合は、印鑑と預金通帳が必要。
(印鑑は本人のサインでも可)
契約者が未成年の場合、家族の身分証明書が必要な場合があり。
・親権者の同意書
・親権者の本人確認書類
手順④実際の手続き(
ドコモオンラインショップの場合)
1ドコモオンラインショップにアクセス。購入したい機種とカラーを選択。
2 手続き選択・購入価格の確認画面で「他社からのりかえ(MNP)」を選択し、
購入方法を一括か分割(24回)から選択。
3 本人確認書類をスキャンか撮影し、画像ファイルをパソコンに取り込み。
4 「他社からのりかえ(MNP)」から契約者本人の情報を入力。
・MNP乗り換えの注意点
1、違約金、手数料
ドコモへ乗り換える前に現在利用しているキャリアの契約内容をしっかり確認しましょう。
ほとんどの方が2年契約していることが多いでしょう。
契約更新月に解約しなければ、
「契約解除料」9,500円
を払わなければいけません。
これだけは払いたくないですから、契約するタイミングは必ずチェックしましょう。
契約解除料がかからないかを調べるには
ドコモでの契約更新月を調べる方法をご紹介します。
ドコモでは、「契約満了月の翌月と翌々月」を「違約金のかからない期間」として定めています。
2016年3月の発表までは、”翌月のみ”が違約金のかからない期間となっていましたが、翌々月まで違約金がかからない様に変更されました。
「契約満了月」がわかれば、契約解除料を支払わずにMNPによる乗り換えが可能になります。
契約満了月の調べ方は、「my docomo」か「お客様センター(153)」で確認することができます
「my docomo」(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)にログインし、「ご契約内容確認・変更」を選択すると確認出来ます。
注意点は契約満了月と端末の分割が終わるタイミングは人によって違うということ。24ヶ月払いの端末代金と間違えないようにしましょう。
2、キャリアメールが使えなくなる
キャリアの乗り換えを行うと、以前のキャリアのメールアドレスは使えなくなります。代わりに「@docomo.co.jp」が利用出来ます。
現在はGmailやYahooメールなどのフリーメールやLINEやショートメールを利用することが多いでしょうからあまり問題ではないかもしれません。
ドコモでMNP乗り換えるためのポイントを確認
さて、ここで一度整理していきましょう。
MNPとは?
電話番号を変えずに別のキャリアに乗り換えることです。
キャリアメールは使えなくなりますが、乗り換えてもデメリットはほぼないでしょう。
キャッシュバックは無くなったが、キャンペーンはある
キャッシュバックは下火になりましたが、キャンペーンはまだあります。
MNPに利用できるキャンペーンをフル活用してお得に乗り換えるのがポイントです。
ドコモでMNPする場所は主に4箇所
ドコモでMNPする場所は以下の通り。
・ドコモオンラインショップ
・ドコモショップ等の専売店
・テルルなどの併売店
・ビッグカメラのような量販店
それぞれにメリット・デメリットはありますが、「ドコモオンラインショップ」でのMNP手続きをするのが最もお得だと言えるでしょう。
頭金がなく24時間申し込めるのが大きなアドバンテージになります。
MNPするときの注意することとは
全てがお得なMNPにも注意点があります。
・MNP乗り換えには「契約解除料」と「契約事務手数料」の二つの費用がかかります。
「契約解除料」はタイミングさえちゃんと確認していれば払わずにすみますので、ご自分の契約内容をしっかりと把握しましょう。
・キャリアのメールアドレスは引き継げない。
新しいキャリアのメールアドレスが付与されますが、今までのキャリアメールは使えません。フリーメールやLINEなどに移行するのも手です。
以上の注意点を踏まえて、お得にMNP乗り換えを行いましょう。
まとめ
ドコモでMNP乗り換えを行うことについてのメリットをご紹介しました。
ドコモでのMNP乗り換えで注意するポイントは、
・MNPは電話番号を変えずに乗り換え可能
・ドコモでのMNP乗り換えは、ドコモオンラインショップが頭金もかからずお得
・キャリアのキャンペーンは必ず利用する
これらを確認してお得にMNPしてください。