【もくじ】
- 高速インターネットをもっと気軽に、手元で!
- WiMAXという選択肢
- WiMAXを提供している各社の比較
- WiMAXプロバイダー各社のお得なポイント比較
- 5社の比較でわかった「お得に」「最安値で」WiMAXを使えるプロバイダーは?
高速インターネットをもっと気軽に、手元で!
この10数年の間に、世界のインターネット環境は劇的な進化と変化を遂げています。
ほんの15年ほど前までは、インターネットに接続する場合、パソコンに内蔵、もしくは外部接続した「ダイヤルアップ・モデム」もしくは「ターミナル・アダプター」という機器から「電話回線」に接続し、その電話回線経由でインターネットに接続。しかも、速度は56Kbpsだったり、最速でも128Kbpsでした(ISDN回線の場合)。さらに料金はいわゆる従量課金制で、長時間使えば使うほど、支払う金額が上限なしに高くなってしまうというのが一般的でした。
それが今では「常時接続」「月額固定料金」「最大1GB〜2GBの通信速度」と、ほんの10数年前では想像もできなかった状況に進化しています。
このような状況の中で、インターネット接続に関する世の中のニーズは「固定通信」から「モバイル通信」へとシフトしており、スマートフォンを通じたLTE通信網の整備とともに、モバイル通信のサービスもどんどん進歩してきています。
今ではポケットWi-Fiに代表されるようなモバイルルーターを使って、スマートフォンのみならず、外出先でもPCで高速なモバイル通信を利用する場面が激増。こうしたモバイル通信機器と、それに伴った通信速度の高速化を各社が競っているのが現状です。
WiMAXという選択肢
「WiMAX」という名前を聞いたことのある方も多いと思います。キャリア各社やMVNOが販売・展開しているモバイルルーターのサービスは多くがLTE回線を使ったサービスですが、それとは別にUQ-WiMAXや@niftyなどがWiMAXのサービスを提供しています。
駅の広告や電車内の中吊り広告、WebやテレビのCMなどでもここ最近積極的に宣伝されているので目にしたことのある方も多いでしょう。しかし、実際に「WiMAXが何なのか」ということに関しては、実はそこまでよく分かっていない、という方も多いのではないでしょうか。
「モバイルルーターが欲しい」「でも、どのサービスが最適なのかよくわからない」という方のために、WiMAXの比較をしてみたいと思います。
WiMAXを提供している各社の比較
代表的なWiMAXサービスの提供会社は下記の通りです。
社名 | 月額利用料金 | 通信速度 |
GMOとくとくBB |
【GMOとくとくBBギガ放題プラン】 3,609円(〜2ヶ月目まで) 4,263円(3ヶ月〜24ヶ月目) 4,263円(25ヶ月目〜) 【通常プラン】 3,609円(~24か月目まで) 3,609円(25か月目~) |
下り最大440Mbps(WiMAX2+) 〜13.3Mbps(WiMAX) |
UQ WiMAX |
UQ Flatツープラス ギガ放題(3年) 3,696円(1~3ヶ月目まで) 4,380円(4ヶ月目~) ※2年契約の場合、LTEオプション料+1,500円がかかる UQ Flatツープラス(3年) 3,696円 ※2年契約の場合、LTEオプション料+1,500円がかかる |
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@nifty |
0円(利用登録月) 3,420円(2か月目~) 別途、@nifty基本料金+250円がかかる(他の@niftyサービスとの併用で無料となる) |
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BIGLOBE WiMAX 2+ | 3,695円(〜2ヶ月目まで) 4,380円(4ヶ月目以降) |
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Flatツープラス ギガ放題(3年) 0円(契約初月) 2,180円(〜2ヶ月目まで) 3,290円(3ヶ月目〜24ヶ月目まで) 3,990円(25ヶ月目~36か月目まで) Flatツープラス(3年) 2,180円(〜2ヶ月目まで) 3,290円(3ヶ月目〜24ヶ月目まで) 3,990円(25ヶ月目~36か月前まで) |
代表的、かつオススメと言われているWiMAXのプロバイダーは上記の5社となっています。各社様々なキャンペーンを用意して集客と宣伝を展開しており、それぞれにメリットがあることがわかります。
こうしたネット回線のサービスを契約しようと考えた時に、まず何が気になるでしょうか?「通信速度」「繋がりやすさ」「バッテリーの持ち」などなど、様々なポイントがあると思いますが、やはり最も気になるポイントは「月額料金」ではないでしょうか。
上記5社の比較表を見て頂ければ分かる通り、GMOとくとくBBが24ヶ月目までで見た場合、月額料金は最安値となっています。
単純に月額料金だけで比較した場合は上記の通りGMOとくとくBBが最もお得だということはわかりますが、他のポイントではどうでしょうか?各社のお得なポイントをいくつかまとめて比較していきたいと思います。
WiMAXプロバイダー各社のお得なポイント比較
ここからはWiMAX提供プロバイダー各社のお得なポイントについて比較してみたいと思います。下の表で比較してみたので参考にして頂きたいと思います。
社名 | メリット | デメリット |
GMOとくとくBB |
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UQ WiMAX |
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@nifty |
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BIGLOBE WiMAX 2+ |
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以上が主要なWiMAXプロバイダー5社の比較です。
GMP
各社のキャンペーンのメリット・デメリットの他に、それぞれのプロバイダーについて少し説明していきます。
日本のインターネット業界の老舗、GMOインターネットが運営する会社です。特徴は何といってもGMOとくとくBBが提供する各サービスの低価格路線にあります。
「とにかく安い」を売り文句にしており、WiMAXの他に「格安SIM」「ドコモ光」「フレッツ光V6プラス」「auひかり」などの接続サービスも提供しており、様々なキャンペーンを展開しつつ、GMOポイントを付与することによって、サービス契約後のユーザーメリットも確保しています。
2.UQ WiMAX
UQ WiMAXはUQコミュニケーションズが提供するWiMAXサービスです。WiMAXは全てUQコミュニケーションズが提供しており、どのWiMAXプロバイダーを選んだとしても、大元はUQ WiMAXの回線を使用していることに変わりはありません。
UQコミュニケーションズはUQ MOBILEという格安SIMサービスも提供しており、KDDIが株主になっていることからauでスマホを契約している方には他にもメリットがありそうです。
3.@nifty
日本のインターネットプロバイダーといえばここ、というほど知名度が高い@niftyが提供するWiMAXサービスです。通常のISP業務に加え、格安SIM、WiMAXに至るまでカバーする、まさにインターネットを全方向でサポートする企業だと言えるでしょう。
老舗企業、全方位でサービスを提供している会社らしく、各種サービスとの組み合わせで快適に使えるのではないでしょうか。
1986年のパソコン通信サービス開始以来、なんと30年に渡って日本のインターネットをサポートしてきたBIGLOBEが提供するWiMAXサービスです。時期にもよりますが、タブレット無料プレゼントキャンペーンなども行い、ユーザーの獲得と使い勝手の向上を目指しています。
BIGLOBEもやはり格安SIMを取り扱っており、固定回線、スマホ、WiMAXと3つの通信を全てサポートする心強い企業だと言えるでしょう。
5.So-net
ポストペットで一世を風靡したSo-netが提供するWiMAXサービスです。各社同様にSo-netも格安SIM、ISPサービスを提供していますが、So-netらしく、使い方によって異なるプランをわかりやすく提供しているのが特徴だと言えます。
他社と比較して、よりカスタマーサポートを重視している様子が伺え、ネット上の評判でもサポートに関しての評価が非常に高くなっていることが特徴です。
5社の比較でわかった「お得に」「最安値で」WiMAXを使えるプロバイダーは?
人それぞれ重要視するポイントが違うのは当然ですが、誰しも月額料金は押さえて、できればポイント還元、キャッシュバックなど「お得な」体験をしてみたいと思うのが当然です(笑)
そういった観点からすると、月額料金が24ヶ月目まで圧倒的に他社よりも安いのがGMOとくとくBBとなっています。
どうしても気になる通信速度に関してですが、WiMAXは大元の回線をUQ WiMAXが提供しているため、「◯◯は早い」「△△は遅い」などの評判を目にすることがあったとしても、それは契約しているプロバイダーの問題というよりは、大元のWiMAX回線の問題であるため、通信速度の早い・遅いに関しては、実はどのプロバイダーを選択したとしてもそこまでの差は基本的にはありません。
大元が同じであれば、やはり差がついてくるのは月額費用、サポートの品質、キャンペーンの内容など、付帯的なサービスになってくるでしょう。
上記の表にもある通り、GMOとくとくBBであれば月額料金は5社中最安。キャンペーン内容も2本立てでわかりやすく、キャッシュバック金額も業界最高値となっています。
カスタマーサポートの電話への繋がりやすさに関しては、どうしても人の集中する時間があるため、電話をかける日にちや時間次第、ということになってしまいますが、GMOとくとくBBのカスタマーサポートは内容が多彩で充実しています。
ネット上では各社のキャッシュバック受け取りに関する評判が様々あり、「受け取りにくい」「受け取り忘れてしまった」などの話も散見されますが、この点に関してはほぼ全てのプロバイダーが同じ条件を設定しているため、スマートフォンや手帳、カレンダーなどで自分へのリマインダーを設定することで、こうしたトラブルや失敗を回避することは十分可能だと言えるでしょう。
新しいサービスの契約をする場合に情報収集をしていると、様々な評判や体験談が目に入ってくるものです。中には「本当にここと契約して大丈夫かな?」と不安になってしまう内容の評判を目にすることもあるかもしれません。
しかし、そういった体験談の多くを良く読んでみることで、気をつけてさえいれば同じ失敗や体験はせずに済む可能性が高いことがわかってきます。
まずは自分が検討しているサービスのWebサイトを良くチェックし、ネット上などでの口コミや評判もチェック。注意点などをいくつかピックアップしてみた後で、失敗を避けようとした場合はどんな手段を取ればいいのかをよくシュミレーションしてみましょう。そうすることでほとんど全ての問題点はクリアになるはずです。
ここまで見てきた通り、やはり「業界最安値」で「お得に」WiMAXを使えるプロバイダーは、「GMOとくとくBB」であるというのが結論になりそうです。
もちろん他のポイントを重要視する方もいらっしゃると思いますので、各社のウェブサイトをご自身でも見て調べ、自分にとって一番合ったプロバイダーを選んでみて下さい。