WiMAXの契約をする前に!
「常にネットに繋がっている」「出先でも高速なインターネット接続がある」ことがほとんど当たり前のようになっている昨今、スマホから直接ネット接続するだけではなく、モバイルルーターなどを持ち歩いて、Wi-FiモデルのタブレットやPCでもネットに接続することが多くなっています。
そういった、「モバイル・インターネット」の接続で今注目を集めているWiMAX。各社がキャンペーンを展開しているので、駅や家電量販店、ネットの記事や広告でWiMAXのポスターやWiMAXルーターを見たことのある方も多いかと思います。
もしかしたら、そろそろWiMAXの契約をしようと考えている方の中には、「実際に店舗で実物が見れるのであれば、実機を触って確認し、店員さんにサービス内容やキャンペーン内容をよく聞いてから契約するほうがいいかも」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ちょっと待って下さい!
実は店舗でWiMAXを契約するのは注意が必要です。実際に店舗で契約する場合には、これから紹介する情報などを知らなかったために、実は20,000円以上おトクに契約できたにも関わらずそのチャンスを失ってしまったり、店舗でのサポート対応が受けられないようなケースがあるのです。
店舗で契約することによるメリットも確かにありますが、総合的に考えるとWiMAXを店舗で契約することはあまりオススメだとは言えません。
この記事では、店舗で契約することを考えている方のために必要なポイント4つご紹介し、同時に、店舗で契約するよりも2年間で約20,000円おトクに契約できる方法もご紹介します。
1. WiMAXを店舗で契約することをおすすめできない理由 |
1. WiMAXを店舗で契約することをおすすめできない理由
WiMAXを契約する方法は
3つあり、実際に店舗で契約できる場所は、
1.家電量販店
2.auショップ
3.UQ WiMAXの公式ウェブサイト、もしくはWiMAXプロバイダー(代理店)のウェブサイト
a.UQ WiMAXの公式ウェブサイト
b.WiMAXプロバイダー(代理店)のウェブサイト
※3−a、bの2つは、それぞれインターネットのみでの受付になります。
では、なぜ店舗でWiMAXを契約することはオススメできないのでしょうか?
それは、店舗での契約の場合、各店舗が販売活動を行うために必要な店舗の運営費用や人件費などの「経費」が販売価格などに影響しているため、店舗の家賃やスタッフのお給料などの人件費をかけずにWeb上で集客を行っているプロバイダー(代理店)が打ち出しているものよりも利用料金が高くなってしまうからです。
「でも、量販店でも『今ならWiMAXの契約で50,000円の割引実施中!』などの広告があるよ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに「50,000円」という金額は小さい金額ではありません。50,000円も割引がある、と思うとおトクに見えるかもしれませんが、実際にはこの数字にはちょっとしたカラクリがあるため、思ったほどおトクではないのです。以下にその理由を2つ、ご紹介します。
理由1. キャンペーン割引金額が実際にはおトクではない
先ほどご紹介したような、家電量販店でよく目にする50,000円の割引キャンペーンを例にご説明します。
大きく目立つ「50,000円」という金額ですが、2年間の契約を結んだ場合、実際にはユーザーがWiMAXに支払う月額4,380円(税抜)よりも多い金額である、24回分割で月5,927円(税抜)を支払うことになるため、実際の割引金額としては9,920円にしかならないのです。
WiMAXの料金プランは2つありますが、この記事では人気のある「ギガ放題プラン(月4,380円)」という無制限で使い放題のプランを例としてご説明します。
家電量販店での店舗契約をした場合、上記の月月料金に加えて、割引とされている金額の3分の2以上となる、月1,547円(税抜)を24回分支払う必要があります。
量販店のスタッフによっては、「普通の割引対象にはならない製品もこの割引を使うことでおトクな値段で購入可能です」と説明してくれることがありますが、割引と言いつつユーザーに月額料金を加算するのはおトクだとは言い切れません。一部の量販店ではこの点をきちんと説明し、月額料金が上乗せになることと、そのデメリットを説明してくれることもありますが、多くの家電量販店では割引キャンペーンとして打ち出しているのが現状です。
理由2. キャッシュバック金額が実はあまり高くない
Webなどでよく見かける「キャッシュバックキャンペーン」。このキャッシュバックは家電量販店でも行っている時期があります。
ただし、例えば家電量販店の2016年3月の決算期におけるキャッシュバック最高額が15,000円と、決して高いわけではなく、Webを中心に集客しているプロバイダーが行っているキャッシュバックの金額(最高32,000円等)に比べるとあまりおトクとは言い切れません。
これはauのショップでも同様で、店舗によってはWiMAXを契約できなかったりすることもあるようです。
auの公式ウェブサイトではWiMAXのキャンペーンなどは行われておらず、各auショップが独自にキャンペーンを行っている場合はありますが、オプション加入が適用条件に含まれていたりと、実際にはあまりおトクであるとは言い切れないのが現状です。
更に、実際に店舗でスタッフに質問してはみたものの、ショップのスタッフがあまりWiMAXのキャンペーンや契約条件について詳しくなく、案内が正確ではなかったために契約後にトラブルになってしまったケースもあるようです。
では、なぜプロバイダーのほうがキャッシュバック金額を高く設定できているのでしょうか?
それは、家電量販とは異なり、プロバイダーはインターネット上での広告掲出などの集客活動にほぼ特化しているため、店舗のテナント費用や、店舗を運営するためにかかってくる人件費など様々な経費を家電量販と比較した場合、安く抑えることができます。このように、経費を安く抑えることにより、削減できた費用を「高額のキャッシュバック」として購入・契約したユーザーに還元することができるのです。
2. 店舗でWiMAXを契約するのはこんな方にオススメ
ここまでご紹介してきた内容は、割引や料金に限定したお話です。例えば、実際には、次のどれかに当てはまるような方には店舗でWiMAXを契約することをオススメできます。
話をしてきた内容は、あくまでも受けられる割引や料金だけの話です。次に挙げるどれかに1つでも当てはまる人は店舗でのWiMAXを利用をおすすめします。
- WiMAXルーター本体の設定や使い方などを、その場もしくは後日直接スタッフに確認したい
- 契約したその日にすぐ使い始めたい
Web上からの契約申し込みの場合だとWiMAXルーター本体が実際に手元に届くまでには数日かかることもあります。また、設定や使い方などは基本的に自分で行い、理解する必要がありますので、そういったことが苦手、という方は無理にウェブ上のみで完結させるよりも、店舗での契約で安心感を確保しておくのも一つの手段でしょう。
以下に、店舗で契約することのメリットをそれぞれご紹介しますので、参考にしてみてください。
メリット1. 分からないことをスタッフに直接確認することができる
スマートフォンやPC等のIT関連機器にあまり詳しくない方の場合、実店舗のスタッフに直接不明点などを質問して確認することができるのはとても助かると思います。
ただし、すべての店舗のすべてのスタッフがWiMAXのサービスやルーターの取扱に関して熟知しているとは限らないため、この点はスタッフの方とよく話してみることも必要だと思います。
もしも訪れた店舗の担当スタッフの方がWiMAXの契約や取扱に慣れていてよくわかっている方であれば、何かトラブルが起こっても安心して相談できると思いましすので、こういった店舗であればそこで契約することはメリットになると言えるでしょう。
とはいえ、WiMAXは設定方法も、ルーターの使い方も非常に簡単なので、一度設定が終わってしまえば基本的にはその後は特に何もせずに使っていくことが可能です。実際にサポートを利用しなければならないようなケースはあまり無いと思われるので、店舗でのサポートの充実度合いなどがどこまでメリットとして考えられるのかは人によるかもしれません。
メリット2. 契約したその日に使い始めることができる
店舗で申し込みを行い契約した場合は、申し込み・契約をしたその当日中にWiMAXルーター本体を店舗で受け取ることができるので、契約したその日のうちにWiMAXを使い始めることができます。
店舗によっては希望する端末本体の在庫が無いこともありますので、この点は実際に店舗で確認したほうが良いでしょう。
Web上での申込みなど、他の方法で契約した場合には、WiMAXルーター本体は後日郵送されてくることになるため、申し込み・契約をしてから実際にルーター本体を受け取って使い始めることができるようになるまで数日程度の時間がかかることがあります。どうしても当日、もしくは翌日から使い始めることが必要、というときには店舗での契約のほうがオススメかもしれません。
WiMAX取扱店舗の場所
WiMAXを取り扱っている家電量販店、auショップは下記の通りです。各店舗のウェブサイトからお近くの店舗を探してみてください。
ちなみに、契約できる場所としてご紹介した
1.UQ WiMAXの公式ウェブサイト
2.WiMAXプロバイダー(代理店)のウェブサイト
の2つはインターネット上でしか申し込み等の受付をしていないため、実店舗で契約を結ぶことはできませんのでご注意ください。
3. WiMAXを店舗で契約する場合に知っておきべき4つのポイント
次に、WiMAXを実店舗で契約する場合に知っておきべき4つのポイントをご紹介します。
ポイント1. 銀行の口座振替には対応していない
実は、店舗でWiMAXを契約する場合にはクレジットカードを持っていることが必須となります。
2018年1月現在、銀行の口座振替に対応しているWiMAXのプロバイダーは、インターネット上で申し込みができる下記の4社に限られています。
ポイント2. 契約後、店舗では店員からサポートを受けられない場合がある
WiMAXの契約後に何かトラブルなどがあった場合、契約した店舗でスタッフからサポートを受けられると思われていますが、実は正しいとも言えますし、正しくないとも言えます(auショップ除く)。
家電量販店の場合、契約自体は店舗で行いますが、WiMAXのサービス自体は系列の別会社から提供されることになるためです。
そのため、必要なサポートの内容によっては契約した店舗以外での対応になる可能性があります。
WiMAXを提供する大元であるUQ WiMAXのウェブサイトに載っている、家電量販店とauショップの問い合わせ先を紹介します。
こういったサポート体制は、実はプロバイダーで契約しても同様で、場合によってはauショップへ行くように指示されることもあります。
ポイント3. WiMAX端末本体が故障した場合の対応
WiMAXルーター本体が故障してしまった場合、契約した店舗にルーター本体を持ち込むことで修理などの対応をしてもらえると思われていることも多いと思います。
契約したお店によって対応は異なりますが、多くの場合は契約後14〜15日までは店舗での対応が可能な場合がありますが、それ以降になるとauショップやWiMAXサービスを提供している会社のサポートへ連絡する必要があります。
こういったサポートの連絡先は上記でご紹介した問い合わせ先を参照してください。
店舗名 | 契約した店舗での対応 | それ以外 |
ヤマダ電機 ベスト電器 |
記載なし | お客様サポートセンターへ連絡 |
ビックカメラ ソフマップ コジマ |
記載なし | お客様サポートセンターへ連絡 |
ヨドバシカメラ | 端末の初期不良 契約後15日以内 |
16日目以降 (1)端末補償サービス未加入の場合 お近くのauショップで修理対応 (2)端末補償サービスに加入している場合 補償サービス受付センター:0120−985−550 へ連絡して機器を交換 |
エディオン | 購入から14日以内 | 15日目以降の場合は故障受付が可能なauショップへ |
ノジマ | 記載なし | お客様サポートセンターへ連絡 |
ケーズデンキ | 記載なし | お客様サポートセンターへ連絡 |
ベスト電器(2012年5月以前の契約) コジマ(2012年11月以前の契約) ケーズデンキ(2013年3月以前の契約) |
記載なし | お客様サポートセンターへ連絡 |
auショップ | 契約店舗へ | お客様サポートセンターへ連絡 |
ポイント4. 解約する場合
WiMAXを解約する際の対応も、故障と同様に契約した量販店によって対応が違います。各店舗で対応している方法を◯×で一覧にしましたので参考にして下さい。
店舗名 | 店舗 | ネット | 郵送 | 電話 | FAX |
ヤマダ電機 ベスト電器 |
○ | ☓ | ☓ | ☓ | ☓ |
ビックカメラ ソフマップ コジマ |
☓ | ☓ | ○ | ○ | ☓ |
ヨドバシカメラ | ☓ | ○ | ☓ | ☓ | ○ |
エディオン | ☓ | ○ | ☓ | ○ | ☓ |
ノジマ | 記載なし | ○ | ☓ | ○ | ☓ |
ケーズデンキ | ☓ | ☓ | ○ | ☓ | ○ |
ベスト電器(2012年5月以前の契約) コジマ(2012年11月以前の契約) ケーズデンキ(2013年3月以前の契約) |
☓ | ○ | ○ | ☓ | ○ |
auショップ | ○ | ☓ | ☓ | ○ | ☓ |
ご覧の通り、店舗で直接解約できるのはヤマダ電機・ベスト電器・auショップしかありません。
店舗で契約をしてもサポートを直接受けることができず、WiMAXの契約においてはあまり大きなメリットとは言えないことがお分かりいただけるかと思います。
WiMAXルーターのレンタルについて
WiMAXのサービスには、本契約を結ぶ前に、15日間登録料、通信料、レンタル料、配送費用などの費用が一切かからず無料で試せるレンタルサービス「Try WiMAX」があります。
2013年1月7日までは各家電量販店の店舗でTryWiMAXを受け付けていましたが、現時点では店舗での受付はしていません。TryWiMAXを利用したい場合はUQ WiMAXの公式ウェブサイトでのみ受け付けとなります。
4. WiMAXを店舗よりもおトクに契約するための手順
実際にWiMAXを契約するのであれば、プロバイダのホームページから契約した方が店舗で契約するよりも、もらえるキャッシュバックの金額が大きく、更に月額料金や2年間での支払い総額も圧倒的に安くすることができます。
WiMAXを申し込むためには、下記の3点を決める必要があります。
- 契約プラン
- WiMAXルーターの機種
- プロバイダ
それぞれ結論からいうと、契約プランは「ギガ放題」、機種はW05、プロバイダは『GMOとくとくBB』と契約するのが最もおトクです。
4-1. 契約プラン
WiMAXのプランは「通常プラン3670円(税抜)」か「ギガ放題プラン4350円(税抜)」の2つから選ぶことができます。
- 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
どちらのプランにすべきか悩んだ場合は?
「月間7GB」というデータ量の制限が判断のポイントになります。 データ容量7GBと一口に言ってもピンと来ないかもしれません。例えば、7GBのデータ量を使うのは以下の表のような使い方をした場合です。「速度制限がかかってしまうストレス」は感じたくない!という場合はギガ放題にするのがオススメです。
メールの送受信 | 約268万通 |
ウェブサイトの閲覧 | 約7,200ページ |
動画の視聴 | 約4.5時間 |
音楽のダウンロード | 約255曲 |
4-2. WiMAXルーターの機種
現在、WiMAXルーターは5機種販売されており、その中から選ぶことが可能です。しかし、実際に機能を比較してみると最新機種の「W05」が圧倒的に優れており、具体的には以下4つの理由から最もオススメだと言えるでしょう。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で708Mbps)
- 「au 4G LTEモード」含め、全ての機能が利用可能
- 上り通信速度が大幅にアップし、画像アップロードなども高速化
- 全機種中、キャンペーンの条件が最も良い場合が多い
※スペック比較表
W05 | W04 | WX04 | WX03 | W03 | |
発売日 | 2018年1月19日 | 2017年2月17日 | 2017年11月1日 | 2016年12月2日 | 2016年7月1日 |
下り最大通信速度 | 558Mbps (LTE使用時:708Mbps) |
558Mbps (LTE使用時:708Mbps) |
440Mbps | 440Mbps | 220Mbps (LTE使用時:370Mbps) |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps |
対応通信回線 | WiMAX2+ au4G LTE |
WiMAX2+ au4G LTE |
WiMAX2+ au4G LTE |
WiMAX2+ | WiMAX2+ au4G LTE |
通信時間(バッテリー) | 6時間30分 (440Mbps通信時) 10時間30分 (220Mbps通信時) 9時間10分 (au4G LTE通信時) |
6時間30分 (440Mbps通信時) 10時間30分 (220Mbps通信時) 9時間10分 (au4G LTE通信時) |
8時間6分 (440Mbps通信時) 13時間48分 (220Mbps通信時) 8時間 (au4G LTE通信時) |
7時間20分 (440Mbps通信時) 12時間20分 (220Mbps通信時) |
9時間30分 (220Mbps通信時) 7時間10分 (au4G LTE通信時) |
連続待受時間 | 850時間 | 850時間 | 700時間 | 1100時間 | 1040時間 |
メーカー | HUAWEI | HUAWEI | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ | HUAWEI |
ポイント1. 通信速度が最速
2017年2月に「W04」が発売されたときにも通信速度には大きな進化がありましたが、上記のスペック表をご覧頂ければわかるように、最新機種の「W05」の下り最大通信速度は708Mbpsと現在販売されているどのWi-Fiルーターと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最も重要視されますから、この時点で選択肢は最新機種の「W05」と前機種である「W04」に絞られると言えるでしょう。もし「W04」よりも前の機種である「WX04」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなることになってしまいます。
ポイント2. 上り通信速度も大幅に高速化
あまり実感することがないかもしれませんが、「上り最高速度」も2.5倍と大幅に向上しています。
W05の上り最大速度は75Mbps、WX04以前は30Mbpsでした。
上り速度は動画や写真などをデータをウェブ上にアップロードする場合の速度です。例えばFacebookやInstagramに写真をアップするときなどに影響してきます。
そのため、SNSなどを利用する場合はこれまでよりサクサク快適に利用することができます。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」の708Mbps通信に対応
auのLTE網を利用した「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」に対応しているため、より広域をカバーした通信を利用でき、最大708Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」
主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。
この機能を利用した月は1005円の追加費用がかかりますが、ルーター本体のタッチパネルから簡単に切り替え操作ができ、電波が弱いエリアへ出張したり、旅行など万が一のときに非常に便利なモードです。
ポイント4. キャンペーンが全機種でもっとも条件が良い場合が多い
W05は発売されたばかりの最新機種であるにも関わらず、実はキャンペーンが一番お得な場合が多い機種です。
2018年1月の『GMOとくとくBB』のキャッシュバック金額は下記の通りです。
W05のキャッシュバック金額=最大32,000円
W04のキャッシュバック金額=最大30,500円
「W04」と比較すると「W05」の方が1,500円もキャッシュバックが多いのがわかります。
最新機種である「W05」は、これまでの機種と比べても圧倒的に高性能且つ、購入の条件も最も良いので、最もオススメだと言えるでしょう。
4-3. プロバイダ
2018年1月の最新情報を元にWiMAXのおトクなプロバイダを選ぶには、下記のポイントから選ぶことが大切です。
- 2年契約プランでキャンペーンが適用されるかどうか
- キャッシュバックを含めた実質の費用が安いかどうか
- 余計な解約金や、追加料金はないかどうか
上記のポイントを抑える場合、最もおトクなプロバイダは、2018年1月現在、『GMOとくとくBB』であると言えるでしょう。
下記に理由をご紹介します。
2年契約プランでキャンペーンが適用されるかどうか
キャンペーンを選ぶとき、申し込みが「2年契約」になっているかどうを確認することはとても重要です。
2017年から、各プロバイダともに「3年契約プラン」を打ち出していますが、プランとしてはあまりオススメできません。
何故かと言うと、3年契約にしてしまった場合、3年ごとの自動更新となってしまうため、実際に解約できるタイミングは3年に1回しかないということになってしまいます。
「契約後」37ヶ月目、73ヶ月目、108ヶ月目という節目の月を外さないようにして解約手続きをしない場合、9,500円〜の解約違約金を支払わなければならなくなってしまいます。
最近のIT機器に使われている多くのバッテリーは、使用開始から2年を過ぎると徐々に劣化し始め、電池の持ちが悪くなり始めますので、そもそも3年以上使うのはオススメできるとは言えません。
定期的にルーター本体も新しい機種が登場しますし、今回のW05のように最新機種でもキャンペーンやキャッシュバックでおトクに契約できることも多いので、例えばですが、今の最新機種を2年契約プランで申し込み、2年たったら一旦解約して、次の最新機種で新規に申し込みなおすことで同様のキャッシュバックキャンペーンなどを利用できる可能性を残しておくほうが賢明かもしれません。
キャッシュバックを含めた実質の費用が安いか安いかどうか
実際には使うプロバイダが違ってもWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないので、月額料金や総額支払い金額などはとても重要です。
こうしたポイントを考える場合に注目すべきは、キャッシュバックを含めて基本契約期間の2年間で使った場合、総額の費用がどれだけ安いかどうかという点です。
「月額料金」は安くしていても、付帯するサービス料金やオプション費用などで結果的に当初考えていた月額料金よりも高い料金を支払わなければならなくなるプロバイダもありますので、注意が必要です。
2018年1月現在明らかになっている情報を元に、各プロバイダの2年間での支払総額をまとめてみました。
※支払総額 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×24 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
順位 | プロバイダ名 | 2年間利用時のトータル費用 | キャッシュバック金額 | 2年契約対応 | |
通常プラン | ギガ放題 | ||||
1 | GMOとくとくBB | 57,617円 | 71,350円 | 32,000円 | ○ |
2 | DTI | 60,500円 | 74,800円 | 29,000円 | ○ |
3 | 3WiMAX | 63,680円 | 77,015円 | 28,000円 | ○ |
4 | so-net | 67,985円 | 82,349円 | 20,000円 | ○ |
5 | Broad | 68,424円 | 82,809円 | – | ×(旧機種は○) |
6 | BIGLOBE | 71,680円 | 86,750円 | 15,000円 | ×(旧機種は○) |
7 | ヤマダ電機 | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
8 | ビックカメラ | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
9 | ヨドバシカメラ | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
10 | エディオン | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
11 | ノジマ | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
12 | ケーズデンキ | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
13 | PC DEPOT | 91,705円 | 106,069円 | – | ○ |
14 | UQ WiMAX | 94,504円 | 108,868円 | – | ○ |
15 | @nifty | 94,504円 | 108,868円 | – | ○ |
ご覧の通り、通常プラン、ギガ放題プラン、キャッシュバック金額等、あらゆる面で『GMOとくとくBB』が圧倒的に安くなっています。それでいて、どのプロバイダを選んでもで通信速度やサービス内容に違いは全くありません。
GMOとくとくBBの場合、ここまで何度かご紹介したような「Web上に特化した」集客を行っているため、様々な経費を抑えることができるため、このようなおトクな料金やキャンペーンを実現できているのです。
プロバイダーで契約する場合の注意点
このように、店舗よりもウェブ上から申し込むプロバイダーと契約することのほうがWiMAXの契約では様々な点からオススメですが、一点だけ注意点があります。
プロバイダーごとにタイミングは異なりますが、キャッシュバックを受け取るためには、契約・使用開始後一定期間が経ってから送られてくる、「キャッシュバックを受け取るための口座情報を登録するメールや通知」などを確認し、そこに記された必要な手続きを行う必要があります。この手続を忘れてしまうとせっかくキャッシュバックキャンペーンを目当てに契約したのに受け取れなくなったりしてしまうので注意しましょう。
2018年1月〜2月は買い時?
結論から先に言うと、「買い時である」と言えるでしょう。
なぜなら、今後は各社ともに高額キャッシュバックのキャンペーンが終了する可能性があるからです。
WiMAXを運営するUQコミュニケーションズは2015年に大規模な設備投資を行い、基地局を大幅に増やしました。そのため、会員数を増やすために高額のキャッシュバックキャンペーンを積極的に展開することで会員数は増加し、当初の1,000万人から、現在では2,000万人程度まで拡大しています。
この拡大路線を今後も継続するのかどうかは誰にもわかりませんので、突然キャッシュバックキャンペーンなどが終了してしまう可能性もゼロではありません。
例えば、最近では、2017年10月に『@nifty』がキャンペーンを終了した実例もあります。もし契約・購入を検討している場合は早めの申し込みをオススメします。
5. まとめ
いかがでしたか?
ご紹介してきたように、WiMAXを店舗で契約することは、即日利用することができるということ以外にさほどメリットがあるとは言えず、店舗で受けられるサポートもそんなに多くはなく、ネット上での契約と比べてあまり変わらないのに実際に支払う料金が高くなることが多いのでオススメできないということがご理解頂けたのではないかと思います。
ここまでご紹介してきたプロバイダのいずれかが実施しているキャンペーンなどを利用して契約した方が、キャッシュバックなどを受け取れることができ、おトクな料金で利用することができます。
当記事でご紹介した内容をよく確認し、検討した上でWiMAXを契約し、快適なモバイルインターネットを楽しみましょう!