今や国内Androidスマートフォンではシェアを誇るSONYのXperiaシリーズ。
2,000万画素を越える高画質カメラ、防水防塵による安心性、ハイレゾ対応による高音質での音楽試聴。
店頭でデモ機種を見ると、長年iPhoneを使用している人でさえもXperiaにシフトするか悩むほどです。
今回はXperiaでも最新機種の「Xperia XZ」でのメリットとデメリットを5つずつご紹介します。
これを基にご購入の参考にしていただければ幸いです。
【Xperia XZのメリット5つ】
メリットその①
業界屈指の高画質カメラ
Xperiaシリーズはスマートフォンではどの機種よりも
カメラの画素数がずば抜けています。
iPhoneのカメラ画素数が1200万画素に対してXperia XZでは
カメラ画素数がなんと約2300万画素!!
これだけずば抜けていると写真の鮮明さも想像以上なのです!
メリットその②
ハイレゾ対応+デジタルノイズキャンセリング機能搭載
もともとオーディオメーカーとして実績があるSONY製なだけあって音楽視聴性能もかなりのもの。
CDを超える高音質のハイレゾ対応によって
生音に近いサウンドで視聴が可能です。
また対応イヤホンがあれば電車の中などでも周囲の騒音をカットするデジタルノイズキャンセリング機能があるので、
いつでもどこでも好きな音楽を最高の音質で楽しむことが出来るんです!!
メリットその③
バッテリー性能の改善
今回Xperia XZに搭載されているバッテリーは2,900mAhですが、
実際に使用している人のレビューなどではだいたい30時間に1回充電するペースという結果が出ており、
毎回問題になっている本体の発熱も以前のものと比べると少なめになっています。
Z3あたりのときは操作をしてもいないのにアプリが強制終了することが多々ありましたが、
今回はその可能性も低くなるので嬉しいポイントですね。
あと3つの節電モードが搭載されているのもプラスポイントです。
更にQnovo社と共同開発した技術を注ぎ込み、バッテリーの劣化の進行が遅くなりました。
今まで1年半から2年が経つとバッテリー劣化により充電が悪くなり更に勝手に電源が切れるといった症状に襲われてきましたが、
XZは2年以上使える長持ちスマホとなりそうです。
メリットその④
USB Type-Cに対応
Xperia XZから充電端子が新規格のUSB Type-Cとなりました。
USB Type-Cは給電能力が5V/3Aが基本となっています。
この5V/3Aが基本になることによって充電時間の短縮を実現してくれました。
更にXperia XZは急速充電規格の「Quick Chage 3.0」に対応しているので、
この規格に対応する充電器を使えば更に充電時間の短縮になるのです。
メリットその⑤
CPUとGPU向上による処理スピードアップ
これは毎回機種を出すごとに改善してくれている項目ですよね。
アプリの動作やキーボードのレスポンスが早いだけではなく、
スマートクリーナーという機能が操作することなく自動で常にストレージとメモリを最適化してくれます。
【Xperia XZ】のデメリット5つ
デメリットその①
撮影した写真を閲覧するパソコンモニターのクオリティ低いと
高画質写真として閲覧が不可能
Xperiaシリーズは高画質カメラが非常に嬉しいところですが、
高画質カメラで撮影した写真をパソコンに転送して、パソコンモニターで見る場合に問題点があります。
パソコンモニターが高解像度のものでないと、ただ単に明るさが無駄に増しているだけの写真になって表示がされてしまうのです。
その点を考慮するとiPhoneの1200万画素はちょうど良い画素数なのかもしれません…。
スマホで撮影した写真をパソコンで閲覧することがある人は注意が必要です。
デメリットその②
ハイレゾとデジタルノイズキャンセリング機能を使うにも対応機器が必要
メリットその②で紹介した音楽視聴クオリティも、対応するイヤフォンやヘッドフォンが無ければ何も意味を成さなくなります。
対応機器も最低ラインが7,000円~となっており、あまり経済的とは言えません。
デメリットその③
充電器の買い換えが必要
これは皆さん、薄々感づかれていたかもしれませんが充電端子がUSB Type-Cになったことによって充電器の買い換えが必要になります。
iPhoneから買い換える人だけではなく、今までAndroidを使っていた人でも必要になるのです。
そのうえiPhoneと違い現在の国産Androidは充電器が付属されていません。
デメリットその④
USB Type-Cの普及率が低い
昨年から本格的に展開がはじまったUSB Type-Cですが、
対応機器はまだまだ少なく発展途上。
Xperia XZではせっかく急速充電の「Quick Chage 3.0」に対応しているにも関わらず、
その性能が活かしきれない宝の持ち腐れ状態に陥ってしまいます。
ただUSB Type-Cは世界共通の規格でノートパソコンのMacbookにも採用されている、これからスタンダードになると言われる規格。
展開が世間に満遍なく行き届くまで気長に待つしかなさそうです。
デメリットその⑤
画面サイズ展開が5.2インチのみ
Xperia Z5では画面サイズが3つから選択可能でしたが、
今回は5.2インチのみの展開。
「5インチのスマホは持りにくい」、「サイズを選びやすくしてほしい」といった声が
女性を中心に多くなってきているので、もう少し小さいサイズも出してほしいものです。